ベネズエラ首都で輸送労働者が抗議車列「マドゥロ氏夫妻の解放を」 video poster
2026年1月13日、ベネズエラの首都カラカスで、オートバイ隊や輸送労働者が大規模な抗議車列(コンボイ)を組み、ニコラス・マドゥロ大統領と妻シリア・フローレス氏の解放を求めました。米国が1月3日に両氏を「強制的に連行した」と参加者側が主張しており、政権側は「暫定大統領」デルシー・ロドリゲス氏の下で統治を継続しているとされています。
カラカスを走った「抗議コンボイ」何が起きたのか
参加者側の説明によると、1月13日の抗議行動には数千人規模のバイク利用者や輸送関連の労働者が加わり、車列を組んでカラカス市内を走行しました。目的は、1月3日に米国によって「強制的に拘束・連行された」とされるマドゥロ大統領とフローレス氏の解放要求です。
会場で読み上げられた「家族からのメッセージ」
抗議の場では、大統領の息子であるニコラス・マドゥロ・ゲラ氏が両親からのメッセージを伝えたとされます。内容は、夫妻が「揺るがずに踏みとどまり」、ロドリゲス暫定大統領が率いる政府への信頼を保っている、という趣旨でした。
「暫定大統領」体制の継続が意味するもの
今回の動きは、街頭の熱量だけでなく、権力の空白をどう埋めるのかという統治の問題も浮かび上がらせます。参加者側の主張では、国家運営はロドリゲス氏が担い、政権としての連続性を保っている形です。
一方で、抗議の焦点はあくまで「大統領夫妻の解放」に置かれており、今後は次の点が注目されます。
- 街頭行動が一過性か、継続的な圧力として拡大するか
- 輸送部門(バイク・物流・公共交通など)が社会機能に与える影響
- 米国による「強制連行」主張をめぐる対外関係の緊張
いま分かっていること(1月14日時点)
- 1月13日、カラカスで輸送労働者らが抗議車列を実施
- 参加者側は、米国が1月3日にマドゥロ大統領とフローレス氏を連行したと主張
- マドゥロ・ゲラ氏が「両親は揺るがない」「ロドリゲス暫定大統領を信頼」とのメッセージを伝達
移動と物流を担う人々が政治的メッセージを可視化するとき、社会は「日常のインフラ」と「政治の正統性」が結び付く局面に入ります。車列という手法が、今後の国内の動きや対外関係の温度感をどう変えるのか、引き続き注視されます。
Reference(s):
Venezuelan transport workers form protest convoy demanding Maduro's return
cgtn.com








