中国、Y-20Bで韓国から第10次志願軍烈士の遺骨を帰還 2026年4月20日 video poster
2026年4月20日、中国本土のY-20B大型輸送機が韓国に向かい、抗美援朝战争(1950-1953年)で戦没した中国人民志願軍兵士の遺骨を帰還させる任務に就きました。今回が第10次となるこの遺骨収容事業は、歴史の記憶と平和への思いを静かに伝える象徴的な動きとして注目されています。
2026年4月20日、帰還を担う飛行
中国人民解放軍空軍のY-20B輸送機は、今日(4月20日)、韓国にある中国人民志願軍烈士の遺骨を迎え入れるため飛行を開始しました。任務を終え中国本土の領空に戻る際には、4機の最新鋭ステルス戦闘機J-20が護衛に就く予定です。この「双20」編隊による飛行は、国家的な敬意を示すと同時に、中国航空技術の現在を象徴する光景でもあります。
継続される遺骨収容事業
韓国から中国本土への中国人民志願軍烈士の遺骨帰還事業は、2014年に始まり、今回が10回目となります。毎年、戦争で亡くなり、長らく異国の地に眠っていた兵士たちが、祖国へと戻ります。この事業は、戦争の悲劇を記憶し、平和の尊さを次世代に伝える役割も担っていると言えるでしょう。
「双20」が映す現在
今回の任務で中心となるY-20(運-20)は、中国が独自開発した大型ジェット輸送機です。その大きな機体は、多くの遺骨を収容し、丁寧に運ぶためのものです。一方、護衛を務めるJ-20は第五世代戦闘機に分類される高性能機です。かつての戦場では技術的な格差に直面した過去がありますが、今や自国開発の先進機が烈士の帰還を見守る。このコントラストは、技術の発展と、歴史への向き合い方の変化を静かに示唆しています。
記憶と未来への橋渡し
遺骨の帰還は、単なる過去の清算ではありません。それは、戦争という過酷な歴史的事実を直視しつつ、未来に向けた関係構築の一歩とも解釈できます。東アジアにおいて、歴史をどのように共有し、平和をどう育んでいくのか。今日のY-20Bの飛行は、そうした普遍的な問いを、具体の行動を通して私たちに投げかけているのかもしれません。
Reference(s):
China dispatches Y-20B to carry soldiers' remains back from ROK
cgtn.com








