ノルウェー沖で18世紀の中国陶磁器を発見―北欧最大級の出土品に注目 video poster
300年前の北海に消えた贅沢品が、現代に再び姿を現しました。ノルウェー沖で発見された18世紀の沈没船から、大量の中国陶磁器が回収されたことが分かりました。
北海の底に眠っていた「時の中の宝物」
ノルウェー沖の冷たい海域で、約300年もの間、静かに眠っていた貨物が考古学者によって引き揚げられました。そこには、積み重ねられたボウルやゴブレット(脚付き杯)、さらにはテキスタイルやシャンデリアの破片までが含まれていました。
これらの品々は、激しい波と冷たい海水にさらされながらも、海底で大切に保管されていたかのように発見されました。
北欧地域で「類を見ない」規模の発見
今回の発見について、専門家は北欧地域において「比類のない(unparalleled)」ものであると評価しています。具体的に回収されたアイテムには以下のようなものが含まれています。
- 中国産の精巧な陶磁器(ボウル、ゴブレットなど)
- 当時の貴重なテキスタイル(織物)
- シャンデリアの一部
海を越えた交易の記憶
18世紀、中国本土で生産された陶磁器は、その美しさと技術から世界中で珍重されていました。それが北欧の海域でこれほどの規模で見つかったことは、当時の海上の交易ルートや、北欧における贅沢品への関心を考える上で貴重な手がかりとなります。
冷たい海流に守られていた品々は、当時の生活様式や美意識を今に伝えるタイムカプセルのような役割を果たしており、歴史の断片を静かに物語っています。
Reference(s):
cgtn.com