天津の象徴・天津之眼 2025年SCO開催都市を空から味わう video poster
2025年上海協力機構(SCO)サミットの開催都市・天津を象徴する観覧車「天津之眼」を通して、国際都市の素顔に迫るライブ企画が注目を集めています。
天津之眼から眺めるSCO開催都市
中国の都市・天津の中心部を流れる海河(Haihe River)の上にまたがるように建つ観覧車「天津之眼」は、高さ約120メートルのランドマークとして知られています。48基の冷房付きゴンドラに乗り込み、約30分かけてゆっくりと一周するあいだ、天津のスカイラインと歴史的な街並みをパノラマで見渡すことができます。
- 高さ:約120メートル
- ゴンドラ:冷房付き48基
- 所要時間:1周約30分
日中は川沿いの歴史的建築と現代的な高層ビルが一枚の風景として広がり、夜になると観覧車全体が色とりどりの光で照らされ、川面に映る光とともに印象的な夜景をつくり出します。2025年のSCOサミット開催都市となった天津にとって、この観覧車は「今の都市」を象徴する存在になりつつあります。
ランドマークをめぐるライブ企画とは
国際ニュースを発信するCGTNは、2025年のSCOサミット開催都市である天津の象徴的な場所を紹介するライブ配信シリーズを展開しています。その一つとして位置づけられているのが、「Live: Tianjin Eye – Landmark views of the 2025 SCO host city – Ep. 5」と題した天津之眼からの生中継です。
視聴者は、ゴンドラに乗っているかのようなカメラワークを通じて、海河沿いに広がる街の表情や、観覧車の足元に残る歴史的な建物群、遠くに連なる高層ビル群などを、ゆっくりとした時間の流れとともに追体験することができます。
歴史と現在が同じフレームに収まる
天津之眼からの眺めの特徴は、歴史と現在が一つのフレームに重なって見えることです。川沿いには、かつての貿易や交通の要衝として栄えたエリアの建物が残り、その背後には新しいオフィスビルや住宅が立ち並びます。
ライブ映像は、こうした「時間のレイヤー」を切り取ることで、統計や経済指標だけでは見えてこない都市の変化や、市民の日常の空気感を伝えようとしています。国際ニュースで取り上げられる天津が、数字や地図上の点ではなく、「そこに暮らす人びとの時間が流れる場所」として立ち上がってくる瞬間です。
光に包まれる夜の天津之眼
日が沈むと、天津之眼は表情を変えます。観覧車の外周やスポーク部分が鮮やかな色でライトアップされ、時間帯や演出によって色合いが移り変わっていきます。海河の水面には、その光が揺らめくように映り込み、都市の夜景全体が一つの光の「輪」の中に収まるように見えます。
こうした夜景は、単なる観光資源にとどまらず、開催都市としての天津が国内外の人びとにどのようなイメージで記憶されるかにも影響します。大きな国際会議を控える都市にとって、ランドマークの「見せ方」は、そのまま都市の「語り方」につながります。
2025年SCOサミットと都市のストーリーテリング
上海協力機構(SCO)のサミットは、加盟国の首脳らが集まり、安全保障や経済協力などについて意見を交わす国際会議です。2025年、その舞台となる天津は、会議場だけでなく、街そのものをどのように見せるかも問われています。
ランドマークからのライブ配信は、その意味で一つの「都市の自己紹介」と言えます。観光パンフレットでは伝えきれない時間帯の変化や、川沿いを行き交う人びとの姿、光と影が織りなす表情をリアルタイムで共有することで、視聴者は自分なりの天津像を組み立てていくことができます。
2025年という節目の年に、天津之眼からの景色は、国際会議のホスト都市としての天津だけでなく、そこで暮らす人びとの日常と未来への期待を映し出す「窓」の役割を果たしつつあります。
Reference(s):
Live: Tianjin Eye – Landmark views of the 2025 SCO host city – Ep. 5
cgtn.com








