上海・豫園灯会2026が開幕 無形文化遺産ランタン点灯、中仏国交62周年も重なる夜 video poster
2026年1月27日、上海の豫園(よえん)で「豫園灯会」が開幕し、無形文化遺産のランタンが公式に点灯しました。会場は中国の旧正月(春節)を前にした華やかな空気に包まれ、同時に「国際的な魅力」も打ち出されています。
豫園に灯りがともる──春節ムードを象徴する“光の風景”
点灯したのは、無形文化遺産のランタン。伝統的な意匠と、祝祭の高揚感を映す光の演出で、豫園一帯に「中国の新年らしさ」を立ち上げる存在として紹介されています。現地では、縁起や楽しさを願うムードが前面に出ており、2026年の干支(午年)にちなんだ“福”のイメージも重ねられています。
「無形文化遺産のランタン」とは何を意味するのか
今回の灯会で強調されているのは、単なる装飾ではなく、手仕事や技術、表現として受け継がれてきた文化としてのランタンだという点です。光の造形は写真映えする一方で、そこに込められた技法や物語が、年中行事としての厚みを支えている——そんな文脈が“無形文化遺産”という言葉に託されています。
中仏国交62周年と重なった「国際的な彩り」
きょう1月27日は、中国とフランスの国交樹立62周年にも当たります。灯会の「国際色」という語り口は、この節目とも響き合う形で伝えられました。
現地の映像企画では、CGTNのレポーター張思然氏と、上海在住のフランス人インフルエンサー、クラリス・ルグルニック氏が案内役となり、灯りの中を歩く“没入型”の体験として紹介されています。祝祭の風景が、外交の記念日と同じ一日に重なったことで、伝統行事が持つ「内向きの熱」と「外に開かれた見せ方」が同時に立ち上がる一日になりました。
静かな見どころ:伝統行事が「共有される体験」へ変わる瞬間
灯会は、地域の季節行事であると同時に、映像やSNSで共有される都市体験にもなっています。伝統を守ることと、現代の言語で翻訳して伝えること。その間をつなぐ役割を、ランタンの光が担っているようにも見えます。
午年の始まりを祝う灯りが、誰にとっての「新しい年の入口」になるのか。豫園の夜景は、その問いを派手に主張するのではなく、静かに差し出しているようです。
Reference(s):
Live: 2026 Shanghai's Yuyuan Garden Lantern Festival kicks off
cgtn.com








