ミラノ・コルティナ2026で脚光:世界ヒューマノイド王者団が最新技術を披露
ミラノ・コルティナ2026冬季五輪の放送拠点に、世界大会の「チャンピオン」ヒューマノイドロボットが登場し、実演を通じて先端ロボティクスの現在地を世界に示しました。
CMGスタジオを訪問、放送現場で“働くロボット”を実演
中国メディアグループ(CMG)のミラノ・コルティナ2026冬季五輪向け放送スタジオに、第1回「World Humanoid Robot Games」のチャンピオン・デレゲーション(代表団)が金曜日に来訪しました。スタジオでは、先端ロボット技術のデモンストレーションが行われ、国際的な視聴者に向けて披露されたといいます。
今回の訪問で特徴的だったのは、競技パフォーマンスだけでなく、ロボットがインタビュー補助など“人のアシスタント”として新たな役割を担い、実務に近い場面での応用も示した点です。
2026年、北京で第2回大会と「ヒューマノイド・ハーフマラソン」へ
代表団は、世界中のヒューマノイドロボットに向けて、2026年に北京で開催される第2回 World Humanoid Robot GamesおよびHumanoid Robot Half Marathonへの参加を呼びかけました。競技会に加え、交流や協力の場としての性格も強め、規模と質を高めていく方針だとされています。
“勝つロボット”から“使われるロボット”へ:今回披露された領域
代表団には、2025年大会の勝者が含まれ、障害物レース、サッカー競技、シナリオ型テスト(状況対応を問う種目)などで結果を残したロボットが名を連ねました。今回のデモでは、次のような幅広い能力が示されたといいます。
- ストリートダンスなどの運動表現
- 民俗芸能のパフォーマンス
- 物流の仕分け・搬送(現場作業に近い動き)
- 取材・インタビューの補助といったアシスタント業務
競技で磨かれた運動性能が、放送や取材のような「時間と段取りがシビアな現場」でどう活きるのか。五輪という注目度の高い舞台での実演は、技術の到達点を伝えるだけでなく、社会実装のイメージを具体化する機会にもなりそうです。
2025年の第1回大会は16の国と地域から参加、「Panda Eye」も始動
初開催となった2025年のWorld Humanoid Robot Gamesは、北京市人民政府、CMGなどが共同主催したとされます。大会では、ヒューマノイドロボットのための世界初のサッカー訓練施設「Panda Eye」が始動。16の国と地域から、280チーム・500体超のロボットが参加したと伝えられています。
いま、なぜ五輪の現場でロボットなのか
ミラノ・コルティナ2026のような国際イベントは、映像・取材・運営など多層の“現場”が同時進行で動きます。そこでロボットがアシスタントとして役割を試すことは、技術の見せ場であると同時に、将来の働き方や安全設計(人と同じ空間で動くための工夫)を考える材料にもなります。
2026年の北京で予定される第2回大会が、競技の面白さだけでなく、実用の輪郭をどこまで鮮明にするのか。冬季五輪の熱気の中で披露された“働くヒューマノイド”は、その予告編のようにも映ります。
Reference(s):
Champion humanoid robots showcase China's tech at Milano Cortina 2026
cgtn.com








