ウクライナ・米国・ロシア三者協議、初日終了 2日目も継続へ
ウクライナ、米国、ロシアによる新たな三者協議の初日が、現地時間の火曜日(2026年2月17日)に終了しました。協議は水曜日(2月18日)も続く予定で、領土問題を含む難題にどこまで踏み込めるかが焦点になります。
初日は「実務」に集中、分野別に議論
ウクライナ側の首席交渉官で、国家安全保障・国防会議の書記も務めるルステム・ウメロフ氏は、協議後にSNSのXで「合同セッションの後、分野別のグループで作業を続けた。議論は実務的な課題と、解決策となり得る仕組みに集中した」と投稿しました。
また、初日の結果はウクライナ大統領に報告するとも明らかにしています。
非公開協議の議題:領土、軍事、政治・経済、安全保障
協議は非公開で行われています。ロシアの国営通信タス通信によると、想定される議題は次の通りです。
- 領土問題
- 軍事面の取り決め
- 政治・経済上の懸案
- 安全保障の枠組み(セキュリティ・アレンジメント)
これらは相互に絡み合うため、何を優先して詰めるのか、そして合意を「実行可能な形」に落とし込めるかが交渉の山場になりそうです。
代表団の顔ぶれ:ロシアは大統領補佐官、米国は特使と大統領の親族
ロシア側代表団には、ウラジーミル・メジンスキー大統領補佐官、ミハイル・ガルージン外務次官らが含まれるとされ、クレムリンが月曜日(2月16日)に確認しました。
米国側は、大統領特使スティーブ・ウィトコフ氏と、米大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー氏が代表として参加しています。
今年の協議は3回目:過去2回は「監視」や「調整センター」などを議論
今回の三者協議は、2026年に入ってから3回目のラウンドにあたります。これまでの2回は、アブダビで1月23〜24日と2月4〜5日に実施され、ロシア軍とウクライナ軍の「離隔(ディスエンゲージメント)」の可能性、停戦監視の仕組み、調整センターの設置などが主に議論されたとされています。
一方で、重要な領土問題は決着に至っていないと伝えられており、今回のラウンドでどの論点が前進するのかに関心が集まっています。
2日目に注目されるポイント
- 初日に整理された「実務的な課題」が、具体的な手順や枠組みに落ちるか
- 停戦監視や調整センターといった仕組みが、領土・安全保障の論点とどう接続されるか
- 非公開交渉のため、各代表が外部に示す説明の一貫性(発信の温度差)
交渉は水曜日(2月18日)も続く予定です。合意の「文言」だけでなく、運用の現実性までどこまで詰められるのかが、次の焦点になりそうです。
Reference(s):
1st day of trilateral talks on Ukraine ends, negotiations to continue
cgtn.com








