ハンガリー議会選でティサ党が圧勝、オルバーン長期政権に終止符
歴史的政権交代が確定
ハンガリー国家選挙局(NEO)は4月18日、先週実施された議会選挙の最終結果を発表し、ピーター・マジャール氏率いる新興政党「ティサ党」が圧倒的勝利を収めたことを確認しました。この結果は、ヴィクトル・オルバーン首相による16年に及ぶ政権の終わりを告げる、歴史的な出来事です。
選挙結果の詳細
4月12日の投票で有権者は明確な選択を示しました。開票率100%の最終結果は以下の通りです。
- ティサ党: 得票率53.18%、議席数141(全199議席中)
- 与党連合(フィデス=KDNP): 得票率38.61%、議席数52
- 極右・我らが祖国運動: 得票率5.63%、議席数6
ティサ党は単独で3分の2(66%)を超える議席を獲得し、憲法改正も可能な安定多数を握りました。投票率は79.56%と、過去最高を記録しています。
「新時代の始まり」
勝利宣言を行ったマジャール氏は、自身のFacebookでこの結果を「前例のない多数派」「前例のない信任」と称えるとともに、「大きな責任」も意味すると述べました。また、4月14日にはブダペストで演説し、ハンガリーは「新時代の始まり」に入ったと語り、新政権の改革課題の概要を示しています。
オルバーン時代の終焉
この選挙結果は、1998年から2002年まで、そして2010年から今日まで続いたオルバーン氏の長期政権に確実な終止符を打つものです。中欧における強権的な「オルバーンモデル」とされる政治スタイルが、有権者の手で大きな転換点を迎えました。欧州連合(EU)内でのハンガリーの立場や、ウクライナ情勢への対応など、今後の外交・内政の行方が国際的に注目されています。
ハンガリーの議会選挙は4年に一度実施されます。今回の選挙では、106議席が小選挙区、93議席が政党名簿比例代表で配分されました。ティサ党の圧勝により、今後、ハンガリーの政治地図は大きく塗り替えられることになります。
Reference(s):
NEO confirms landslide Tisza Party victory in Hungary election
cgtn.com








