燃料高騰で操業停止も ナイジェリア航空、政府の協議呼びかけで停止延期
ナイジェリアの航空各社が、燃料価格の高騰を理由に計画していた全国的な運航停止を、政府が協議を呼びかけたことを受けて当面見送ることを決めました。航空会社団体(AON)が声明で明らかにしました。
政府の要請を受け条件付きで停止延期
国内線を中心に12社が加盟する業界団体のAONは、ジェット燃料価格が持続不可能な水準に達しているとして、2026年4月20日(月)からの運航停止を警告していました。しかし、航空・宇宙開発省のフェスタス・キアモ大臣が自制と対話を呼びかけたことを受け、「譲歩的だが条件付きの」停止延期に合意したと述べています。
4月22日に全関係者会合を開催へ
停止措置は、同大臣が招集し4月22日に予定されているすべての利害関係者による会合の結果を待って継続される見込みです。合意の一環として、航空会社側は政府機関やサービス事業者に対し、事業を維持し、前払いの要求をやめるよう要請しました。これらは航空会社の財務圧迫を悪化させているとしています。
世界的なジェット燃料価格高騰の波
現在、ジェット燃料価格の高騰は、イラン情勢の影響もあり世界の航空産業を揺るがし、航空各社は運賃の値上げ、成長計画の抑制、業績予想の見直しを迫られています。ナイジェリアの航空会社によれば、ジェット燃料価格の急騰は、供給制約と外国為替の圧力によりさらに悪化し、運航コストを大幅に増加させているとのことです。
今回の一連の動きは、グローバルなエネルギー情勢の変化が、遠く離れた国の日常生活に直接的な影響を与える現代経済の複雑なつながりを映し出していると言えるでしょう。航空というインフラの停止は社会経済活動に広範な影響を及ぼすため、産業界と政府の間で行われるこうした調整の行方に、関心が集まっています。
Reference(s):
Nigerian airlines pause flight suspension as minister urges talks
cgtn.com








