UAEラス・アル・ハイマ、中国大手銀行2行と覚書締結 video poster
アラブ首長国連邦(UAE)を構成する首長国の一つ、ラス・アル・ハイマが、中国を代表する大手銀行2行と幅広い分野での協力に関する覚書(MoU)を締結しました。この動きは、UAEと中国の経済関係がますます深まっていることを示す最新のサインです。
協力の内容と狙い
現地時間の水曜日、ラス・アル・ハイマ政府は中国銀行(BOC)および中国工商銀行(ICBC)のドバイ支店と覚書に署名しました。この協定は、製造業、物流、港湾、再生可能エネルギー、インフラなど、多岐にわたるセクターでの包括的な協力の枠組みを確立することが目的です。
署名式には、ラス・アル・ハイマの首長であるHHシェイク・サウド・ビン・サクル・アル・カシミ殿下と、在ドバイ中国総領事のOu Boqian氏が立ち会いました。
各銀行との協力の柱
中国銀行(BOC)との覚書
- 投資の流れを円滑化する。
- 中国企業がラス・アル・ハイマに事業を立ち上げるのを支援する。
- 優先分野での協力を強化する。
中国工商銀行(ICBC)との覚書
- 二国間の貿易と投資を活性化する。
- プロジェクトのための資金調達ソリューションを開発する。
- 中国企業との合弁事業を促進する。
- 投資促進活動を計画している。
首長国首長のコメント
ラス・アル・ハイマの首長は、「中国との永続的な協力の橋を築くことにより、我々はラス・アル・ハイマを世界の企業へのゲートウェイとして、そして長期的で相互に有益な持続可能な開発のための優先パートナーとして位置づけ続けています」と述べ、協定への期待を語りました。
アナリストの見方
アナリストは、これらの覚書が、UAE北部のこの首長国を中国投資にとって魅力的な目的地としての地位を強化するとともに、両経済間の制度的な関係を深化させると見ています。近年、UAEと中国本土は、エネルギー、テクノロジー、金融などで戦略的パートナーシップを強化してきており、この動きはその一環と捉えられています。
今回の覚書締結は、中東とアジアを結ぶ経済的回廊の重要性が高まる中、具体的な協力の道筋を示すものとして注目されます。特に、再生可能エネルギーやインフラといった成長分野での共同事業がどのように展開されるかが、今後の焦点となるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com



