米軍、オマーン海峡航行再開へ軍事作戦 イランはUAEを攻撃
作戦の概要
米国防総省は今週、戦略的に重要なオマーン海峡の航行を回復するための軍事作戦「プロジェクト・リバティ(Project Freedom)」を開始しました。米国中央軍司令部のブルート・アトキンス准将は、米軍のヘリコプター(Apache、MH‑60 Seahawk)がイランの小型艇を破壊し、複数の巡航ミサイルとドローンを迎撃したと明らかにしました。
米国は商業船舶の護衛ではなく“多層防御”(ships、helicopters、aircraft、early‑warning aircraft、electronic warfare)を提供すると強調。87カ国以上の船舶が湾岸に残されている状況に対処するため、船舶の通行を促す方針です。
イランの反撃と船舶の状況
イランの軍指導部は、米軍艦艇がオマーン海峡に進出した際、警告射撃を含む巡航ミサイル・ロケット・ドローンを発射したと発表。だが米国側は無被害と発表し、米海軍の誘導弾駆逐艦が海峡を通過し、現在湾岸で船舶支援に従事しているとしています。イラン・イスラム革命防衛隊は「商業船舶は今夜通行していない」と主張し、米国側の“快復した通行”報道を否定しています。
UAEへの攻撃と地域の緊張
同日、アラブ首長国連邦(UAE)はイランからの弾道 missile12発、巡航 missile3発、ドローン4機を迎撃たと報告。フジャイラ石油産業地帯では火災が発生し、3人が負傷しました。UAE外務省はこの攻撃を「危険なエスカレーション」と非難し、正当な反発権を行使すると表明。イラン国営メディアは「米国軍の冒険的行動」が事態を悪化させたとし、「もしUAEが無謀な行動を取れば、すべての利益が合法的な目標となる」と警告しました。
専門家の見方
中国本土の西北大学戦略研究センターの主任研究者、王晋(Wang Jin)は、「米国は海峡を安全に再開する明確な作戦方針を持たず、船舶を通すために軍事力を過度に頼る可能性が高い」と指摘。その場合、大規模な紛争の再燃や商船が交戦に巻き込まれる危険があると警告しています。
Reference(s):
US moves to reopen Strait of Hormuz by force, as Iran attacks UAE
cgtn.com