イランのペゼシュキアン大統領、最高指導者モジュタバ・ハムネイ氏との会談を明かす
イランのペゼシュキアン大統領が、3月の就任以来、公の場に姿を見せていない最高指導者モジュタバ・ハムネイ氏と最近会談したことを明らかにしました。新体制への移行期にあるイランにおいて、最高権力者の現状に改めて注目が集まっています。
謎に包まれた最高指導者の現状
モジュタバ・ハムネイ氏は、今年3月に最高指導者に就任しましたが、それ以来、一般にその姿を現していません。彼の就任は、極めて衝撃的な出来事に伴うものでした。
- 背景:米国とイスラエルによる合同攻撃により、前最高指導者であり父であるアリ・ハムネイ氏が死去。
- 状況:モジュタバ氏自身もこの攻撃で負傷したと伝えられており、就任後の意思表示は書面による声明のみにとどまっていました。
ペゼシュキアン大統領が語った「友好的な雰囲気」
国営放送IRIBが報じたビデオ映像の中で、ペゼシュキアン大統領はモジュタバ・ハムネイ氏との面会について、次のように述べています。
「この会談で最も心に響いたのは、最高指導者のビジョンと、謙虚で誠実なアプローチでした」
大統領によると、会談は「友好的な雰囲気」の中で行われ、時間は2時間半近くに及んだといいます。しかし、具体的に「いつ」この面会が行われたのかについては言及を避けています。
静かな波紋:公表されない「いつ」の意味
最高指導者が公の場に姿を見せないまま、大統領による「最近会った」という報告のみがなされる状況は、多くの問いを投げかけます。負傷からの回復状況はどうなのか、そして実質的な指導力はどのように行使されているのか。具体的な日付が明かされなかったことで、憶測を呼ぶ形となりました。
激動のなかでリーダーシップを引き継いだモジュタバ・ハムネイ氏が、今後どのような形で国民や世界に向けてその存在を示すのか、静かな注目が集まっています。
Reference(s):
Pezeshkian says he recently met Supreme Leader Mojtaba Khamenei
cgtn.com
