ハンタウイルス発生のクルーズ船、スペインで下船へ。WHO代表が現地入りし安全確保を指揮 video poster
アフリカ西海岸を航行していたクルーズ船でハンタウイルスの集団発生が確認され、国際的な対応が急がれています。世界保健機関(WHO)のトップが本日5月9日、スペインに到着し、乗客の安全な下船に向けた指揮を執ります。
WHO代表がテネリフェ島へ到着、下船プロセスを監督
WHOの代表は本日、スペインのテネリフェ島に到着しました。現地政府当局と連携し、先週からクルーズ船内で発生しているハンタウイルス感染拡大への対応にあたります。
今回のWHOの介入は、限られた空間で多くの人々が生活するクルーズ船という環境において、感染を最小限に抑えつつ、乗客を安全に地上へ下ろすための重要なプロセスとなります。
現在の被害状況と感染拡大への懸念
今回の集団発生による被害は深刻で、現時点で以下の状況が報告されています。
- 死亡者数:3名
- 確定症例:船を早めに離れた乗客のうち5名に感染が確認
ウイルスの拡散を防ぐため、米国を含む5カ国の当局が、アウトブレイクの発表前に船を離れた乗客の健康状態をすでにモニタリングしています。
国際的な協力体制と帰還支援
国をまたいだ連携も進んでおり、米国政府は金曜日に、船内に留まっている米国人乗客の帰還を支援する意向を表明しました。
クルーズ旅行のようなグローバルな移動を伴うレジャーにおいて、予期せぬ健康被害が発生した際、いかに迅速に多国間連携を行い、個々の乗客の安全を確保できるかが改めて問われています。
Reference(s):
Passengers to return home from hantavirus-striken cruise ship
cgtn.com