カリフォルニア州で化学タンクの過熱事故、爆発の危険性は解消へ video poster
カリフォルニア州南部で発生していた化学物質タンクの過熱問題について、当局は本日5月25日、爆発の危険性はすでに解消されたと発表しました。数万人規模の避難命令が出るなど緊張が続いていましたが、ひとまず最悪の事態は回避された形となります。
事故の経緯と危険な物質の流出リスク
事の発端は5月21日(木)にまで遡ります。ロサンゼルスから南に約20マイル(約32km)に位置するGKNエアロスぺース社の施設内で、貯蔵されていた化学物質のタンクが過熱し始めたことが確認されました。
問題となった物質は「メタクリル酸メチル」という非常に引火性の高い化学物質です。万が一爆発が起きた場合、広範囲にわたる甚大な被害が出る恐れがありました。
州の緊急事態宣言と大規模な避難措置
事態が深刻化したことを受け、ギャビン・ニューサム州知事は土曜日に州の緊急事態を宣言しました。これに伴い、周辺地域の数万世帯に対して避難命令が出され、地域住民は不安な時間を過ごすこととなりました。
消防当局による夜通しの作戦で解決へ
当局の発表によると、消防隊員らが一晩にわたって集中的な冷却・処理作戦を展開した結果、タンクの過熱状態を抑え込み、爆発の可能性を排除することに成功しました。
産業施設における化学物質の管理は、地域の安全に直結する極めて重要な課題です。今回の迅速な対応により大きな被害は免れましたが、大規模な避難を必要とした今回のケースは、リスク管理の重要性を改めて浮き彫りにしました。
Reference(s):
Authorities: Overheated chemical tank in California no longer a threat
cgtn.com