2026年北京モーターショー、極寒でのEV9分充電と自律走行バスが焦点に
2026年の北京モーターショー初日、展示された1,451台の新車を凌ぐ注目を集めたのは、極寒環境を再現した実験室でした。ここで披露された急速充電技術は、電気自動車(EV)の弱点とされる寒冷地での運用に、新たな道筋を示す可能性があります。
-30℃の世界で起きた「充電革命」
華氏で-22度、摂氏で-30度という極低温に設定された試験室内で、あるEVが驚異的な充電速度を記録しました。バッテリー残量10%から70%までわずか5分、97%まで達するのにも9分しかかからなかったのです。この技術が実用化されれば、冬場の充電時間の大幅な短縮や、寒い地域でのEV普及の大きな後押しとなるでしょう。
世界初の量産型「Robobus」も登場
モーターショーのもう一つの目玉は、自律走行ミニバス「Robobus」でした。ステアリングホイールも運転席もない世界初の量産型自律走行ミニバスとして紹介され、時速40kmで複雑な市街地を走行できる能力をアピールしました。完全な自動運転の実現へ向けた大きな一歩として注目を集めています。
今年の北京モーターショーは、単なる新車の発表の場を超え、自動車産業の未来を切り開く次世代技術のショーケースとなりました。特にEVの課題解決に直結する極寒充電技術の進展は、世界的な電動化の流れの中で、技術立国としての中国本土の存在感を示すものと言えるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com



