中国本土の海洋経済、海洋産業拡大で成長—自然資源相が全人代で説明
中国本土の海洋経済が、海洋産業の拡大を背景に成長している—。2026年3月12日(木)、中国自然資源相のGuan Zhi'ou(グアン・ジーオウ)氏が、海洋開発の進展と海洋の戦略的な重要性について言及しました。
きょうの発言:海洋開発・利用・保全で「顕著な進展」
Guan氏は12日、全国人民代表大会(全人代)第14期の第4回会議の会期中に行われた「Ministers' Corridor(閣僚通路)」の第3回インタビューで、海洋分野の状況を説明しました。中国本土では海洋の開発・利用・保全の各面で「顕著な進展」があったとしています。
「海は高品質な発展を支える戦略空間」—強調されたキーワード
今回の発言で繰り返し示されたのは、海洋が単なる資源の場ではなく、高品質な発展(質を重視した成長)を支える「戦略空間」になっている、という認識です。海洋経済の成長を、産業の拡大と結びつけて語った点も特徴的でした。
なぜ今、海洋経済なのか:会議の場が示す“政策の優先度”
全人代の会期中に閣僚が発信するテーマは、その時点での政策課題や注目領域を映しやすいとされます。今回、自然資源相が海洋をめぐって「開発」「利用」「保全」を一体として語ったことは、経済面の期待と、環境面の配慮を同時に扱う姿勢を印象づけます。
読み解きのポイント(要点)
- 海洋経済は、海洋産業の拡大とともに成長しているという説明
- 海洋開発・利用・保全で「顕著な進展」があったという評価
- 海を「高品質な発展」を支える戦略空間と位置づけた
今後の注目点:成長と保全をどう両立させるか
海洋を「成長の空間」として位置づけるほど、同時に問われるのが保全とのバランスです。今回の発言は大枠の方向性を示す内容でしたが、今後は「どの分野の海洋産業をどう育てるのか」「保全をどのように組み込むのか」といった具体の設計が、海洋経済の伸び方を左右していきそうです。
Reference(s):
Minister: China's marine economy grows as ocean industries expand
cgtn.com







