「恭喜發財(ゴンシーファーツァイ)」はなぜ言う?旧正月5日目と“財神”の背景 video poster
旧正月(中国の春節)シーズンになると、よく耳にするあいさつが「恭喜發財(gong xi fa cai)」です。直訳すると「繁栄(財)を願います」。この一言の背後には、旧正月の重要な存在とされる“財神(富の神)”がいます。
「恭喜發財」とは何を意味する?
「恭喜發財」は、旧正月の定番の新年あいさつの一つで、相手の繁栄や豊かさを願う意味合いを持ちます。新しい一年のはじまりに、健康や幸運と並んで「商売や暮らしがうまくいきますように」という気持ちを端的に伝える表現として使われています。
キーワードは“財神”──このあいさつの背景にいる存在
このフレーズの背景として語られるのが、旧正月の大切な人物(存在)とされる財神(富の神)です。旧正月の行事や物語の中で、財や繁栄と結びつく存在として位置づけられ、「繁栄を願う」あいさつの象徴的なイメージにもなっています。
旧正月5日目に行われる「財神を迎える」習慣
伝統的には、旧正月の5日目に財神を迎えるとされます。新年の運気、とりわけ「商い」や「豊かさ」に関わる願いを込める節目として意識されてきた日だとされています。
なぜ多くの店や企業が「5日目」に営業再開を選ぶのか
旧正月の休暇明けのタイミングは業種や地域で幅がありますが、財神を迎える日とされる5日目に合わせて再開するという選択は、伝統的な意味づけと現実の区切りが重なりやすい点に特徴があります。
- 「新年のはじまり」にふさわしい区切りとして意識されやすい
- 繁栄を願う文化的なムードと、仕事始めのタイミングが重なりやすい
アートで見る旧正月──清華大学芸術博物館の展示作品
こうした旧正月のイメージは、言葉や習慣だけでなく作品表現にも表れます。今回の題材では、清華大学芸術博物館の旧正月展に出展された作品が紹介されており、祝祭のモチーフとしての「新年」や「繁栄」が、視覚的にも共有されていることがうかがえます。
一言のあいさつが映すもの
2026年2月13日現在、旧正月をめぐる話題は国や地域を越えて広がりやすくなっています。「恭喜發財」という短い言葉は、単なる決まり文句というより、新年に何を願い、どんな節目を大切にするかを映す合図として、今も繰り返し使われています。
Reference(s):
cgtn.com








