春節公開で話題『Blades of the Guardians』—新疆「世界魔鬼城」が“天然スタジオ”に video poster
2026年春節(旧正月)に公開された映画『Blades of the Guardians』をきっかけに、中国本土・新疆ウイグル自治区の「世界魔鬼城」がロケ地として注目を集めています。ヤルダン地形とゴビ砂漠がつくる荒涼とした景観が、作品の“辺境”の空気をそのまま映し出したとされています。
「世界魔鬼城」とは? 映画の空気を支える地形
世界魔鬼城は、風と砂が長い時間をかけて削り出したヤルダン地形で知られるエリアです。切り立った土柱やうねるような稜線が連なり、同じ場所でも時間帯や光の角度で印象が変わります。
今回の『Blades of the Guardians』では、こうした地形とゴビ砂漠の広がりが、荒々しいフロンティア(辺境)を思わせるシーンの背景として使われ、「自然の映画スタジオ」と呼ばれる理由が伝わりやすい形で映像化された、という声も出ています。
なぜ今、ロケ地が観光の話題になっているのか
春節公開で作品の注目度が上がるなか、映画を見た人が「実際の風景を知りたい」と感じやすいタイミングが重なりました。現地当局はこれを受け、文化ツアーを立ち上げ、来訪者が“映画の空気”を体験できる機会を用意しています。
ツアーで体験できること(発表内容ベース)
- ヤルダン地形とゴビ砂漠の景観を間近で体感する周遊
- 映画の撮影地としての見どころをたどる鑑賞型の行程
- 砂漠の静けさや風景のスケール感を味わう“シネマティック”な体験
“映像が現実の地名を動かす”という現象
フィクション作品がきっかけで土地の印象が更新され、旅の目的地が増えていく——近年よく見られる流れが、2026年の春節シーズンにも表れた格好です。作品世界のイメージが先行しやすい一方で、現地の自然や文化資源をどう丁寧に紹介していくかが、観光の満足度や持続性に影響していきます。
『Blades of the Guardians』の映像が引き寄せた視線は、スクリーンの外にある“本物の風景”へも向かい始めています。世界魔鬼城の荒野が、これからどんな語られ方をしていくのか。映画と旅の交差点として、しばらく話題が続きそうです。
Reference(s):
cgtn.com








