スペイン東部の豪雨で死者217人 バルセロナで鉄道運休
スペイン東部で続く豪雨の影響で、先週の大規模な洪水により少なくとも217人が死亡したのに続き、現地時間の月曜日にはバルセロナ周辺でも激しい雨が降り、通勤鉄道が全面運休となりました。空の便にも影響が出ており、都市インフラへの負荷が一気に高まっています。
先週の洪水で少なくとも217人が死亡
今回の豪雨は、先週からスペイン東部を襲っている嵐の一部です。先週の大規模な洪水では、主にバレンシア近郊で少なくとも217人が亡くなり、同地域は甚大な被害を受けています。
バルセロナで通勤鉄道を全面停止
豪雨はバルセロナにも達し、通勤に欠かせない鉄道網が止まりました。スペインのオスカル・プエンテ運輸相は、防災当局の要請を受け、北東部カタルーニャの通勤列車をすべて運休すると発表しました。人口約800万人を抱える地域での全面停止となり、通勤・通学や物流への影響が広がっています。
携帯電話に一斉警報 住民に外出自粛を呼びかけ
バルセロナ市内では、住民の携帯電話が一斉に鳴り響き、南部の一帯に対して「極端で継続的な降雨」が予想されるとの緊急アラートが送られました。メッセージは、普段は水のない川床や運河など、増水のおそれがある場所には近づかないよう強く注意を促しています。
空の便にも影響 15便が進路変更
プエンテ運輸相によると、バルセロナの空港でも悪天候の影響が出ており、少なくとも15便の航空機が進路を変更する対応が取られました。空港は市の南側に位置しており、豪雨の中心となった地域と重なっています。
問われる都市の防災とインフラの強さ
先週の洪水による多数の犠牲者に続き、バルセロナでの鉄道運休や航空機の混乱は、都市が極端な雨にどう備えるのかという課題を改めて突きつけています。公共交通の早めの運転見合わせや、携帯電話を通じた一斉警報は、被害を少しでも抑えるための重要な手段になりつつあります。今回のスペイン東部の事例は、日本を含む他の大都市にとっても、防災計画やインフラの弱点を点検するきっかけになりそうです。
Reference(s):
Heavy rains disrupt rail service in Barcelona, killing at least 217
cgtn.com








