中国の王滬寧氏、ナウル国会議長と会談 「一つの中国」原則と協力強化を確認
中国の王滬寧(おう・こねい)中国人民政治協商会議(CPPCC)全国委員会主席が北京でナウル国会のマーカス・スティーブン議長と会談し、「一つの中国」原則の確認と今後の協力強化を改めて打ち出しました。
北京で王滬寧氏とスティーブン議長が会談
中国の最高政治協商担当者である王滬寧・政協全国委員会主席は、火曜日、北京でナウル国会のマーカス・スティーブン議長と会談しました。
王氏は会談の中で、中国とナウルの外交関係再開について触れ、両国の国交再開は「一つの中国」原則が国際社会の普遍的なコンセンサスとなっており、時代の潮流にも合致していることを示すものだと強調しました。
2025年3月の首脳合意が「羅針盤」に
王氏によると、2025年3月に中国とナウルの両国指導者が重要な共通認識に達したことが、今後の二国間関係や実務協力を進めるうえでの戦略的な指針になっているとされています。
中国側は、この首脳レベルの合意を具体的な協力として形にしていく考えを示し、王氏は「中国はナウルとともに、指導者間の重要な共通認識を着実に実行し、二国間関係の発展を引き続き推進していく」との姿勢を示しました。
政協として関係発展に貢献する姿勢
王氏はまた、中国人民政治協商会議(CPPCC)が中国における重要な政治協商機関であることに触れつつ、この立場からも中国とナウルの関係発展に貢献していくと表明しました。政協として、両国の協力や交流を後押しする考えを打ち出した形です。
ナウル側:「一つの中国」原則を堅持
これに対しスティーブン議長は、ナウルが「一つの中国」原則を堅持していることを改めて表明し、中国からの支援に謝意を示しました。
さらに、ナウルとしては次のような点で中国との関係を深めたい意向を示しました。
- 中国との交流と相互学習を一層強化すること
- さまざまな分野での協力を進めること
- 両国の人びとの友好を深め、二国間関係の持続的な発展を促すこと
スティーブン議長は、中国とナウルの友好関係をさらに強化し、長期的な発展につなげていきたい考えを示しました。
日本の読者にとってのポイント
今回の中国とナウルのハイレベル会談からは、次のようなポイントが読み取れます。
- 「一つの中国」原則を軸にした外交関係の再構築が、両国関係の大きな土台になっていること
- 2025年3月の首脳レベルの合意が、今後の実務協力や交流を方向づける「羅針盤」として位置づけられていること
- 政協や議会など、政府首脳以外のチャンネルを通じた対話と協力も重視されていること
今後、中国とナウルがどの分野で協力を深めていくのか、また首脳間の共通認識がどのような具体的な取り組みとして表れてくるのかが、国際ニュースとして引き続き注目されます。
Reference(s):
China's top political advisor meets Nauru's parliament speaker
cgtn.com








