Xゲームズ男子ナックルハックで中国のWang Ziyangが金メダル 初挑戦で逆転
米コロラド州アスペンで開催されたXゲームズのスノーボード男子ナックルハックで、中国のWang Ziyang選手がデビュー戦にして金メダルを獲得しました。国際スポーツニュースとしても、中国のライダーがこの新鋭種目で頂点に立ったことが注目を集めています。
デビュー戦でつかんだ金メダル
男子ナックルハック決勝で、Wang選手は最終試技の前まで4位につけていました。逆転優勝には「一発で会場をざわつかせる」レベルの大技が必要な状況でしたが、彼が選んだのはノーズとテールにタップを入れたトリプル・フロントフリップでした。
この超高難度トリックをほぼ完璧な着地でまとめると、ジャッジの評価は一気にトップへ。最後の一本で順位をひっくり返し、初出場で金メダルというドラマチックな勝利を収めました。
さらにWang選手は、同じXゲームズでスーパーパイプとナックルハックの両種目に出場した初のスノーボーダーでもあります。ハーフパイプ系とクリエイティブ系、異なるスタイルの競技をこなすオールラウンダーぶりも印象的です。
「ナックルハック」とはどんな競技?
ナックルハックは、大きなキッカー(ジャンプ台)の「ナックル」と呼ばれる斜面の出っ張り部分を使い、独創的なトリックを披露するスノーボード種目です。高さや距離だけでなく、技の創造性やスタイルが重視されるのが特徴です。
競技時間の中で選手は何本もトライし、その中からベストトリックが評価対象になります。今回のWang選手のように、最後の一本で流れを変える「起死回生」の一撃が生まれやすいフォーマットでもあり、観客やオンライン視聴者を惹きつける要素となっています。
中国スノーボードにとっての歴史的な一歩
今回の優勝により、Wang選手は自国のスノーボーダーとして初めてXゲームズ男子ナックルハックを制した選手となりました。Xゲームズという世界トップレベルの大会でタイトルをつかんだことは、中国のみならずアジアのスノーボードシーンにとっても象徴的な出来事といえます。
中国からは若い世代のスノーボーダーやフリースキーヤーが次々と台頭しており、国際大会での存在感を高めています。Wang選手の金メダルは、これから競技を始めようとする若い人たちにとって、大きな励みになりそうです。
今回のポイント
- スノーボード男子ナックルハックでWang Ziyang選手が金メダル
- 最終ラン前は4位から、トリプル・フロントフリップで逆転
- スーパーパイプとナックルハックの両方に出場した初のスノーボーダー
- 女子スキー・スーパーパイプではLi Fanghui選手が銀メダル
女子スキーではLi Fanghuiが銀メダル
同じXゲームズでは、女子スキー・スーパーパイプでも中国のLi Fanghui選手が躍進しました。決勝で86.66点をマークし、Xゲームズで自身初となるメダルとなる銀メダルを獲得しました。
この種目の金メダルはカナダのCassie Sharpe選手が88.33点で手にし、同じくカナダのAmy Fraser選手が84.66点で銅メダルとなりました。その中でLi選手が2位に食い込んだことは、中国のフリースキーの実力が世界トップレベルにあることを示す結果といえます。
広がるウインタースポーツの可能性
スノーボードやフリースキーは、SNSとの相性が良い競技でもあります。Xゲームズのような国際大会でアジアの選手が活躍することで、映像クリップがオンラインで広く共有され、次の世代のファンやアスリートが生まれていく流れが加速しそうです。
今回のWang Ziyang選手とLi Fanghui選手の活躍は、ウインタースポーツがより多様でボーダーレスなステージへと進んでいることを象徴しているのかもしれません。今後の国際大会でも、彼らを含むアジアのライダーたちの動向に注目が集まりそうです。
Reference(s):
Wang Ziyang of China wins men's snowboard knuckle huck at X Games
cgtn.com








