国際ニュース:中国ハルビンの氷像、街全体が冬のワンダーランドに video poster
中国最北部の都市ハルビンが、この冬も壮大な氷像と雪の芸術で世界の視線を集めています。国際ニュースとしても紹介される氷と雪の祭典から、街が「冬のワンダーランド」に変わる姿を見ていきます。<\/p>
中国の国際メディア CGTN の取材によると、黒竜江省の省都ハルビンでは、長く厳しい冬の寒さを生かした氷像づくりが街の代名詞になっています。CGTN の Xu Jinhui 記者は、人気スポットを訪れ、その魅力を伝えました。<\/p>
氷と雪のテーマパーク「ハルビン・アイス・アンド・スノー・ワールド」<\/h2>
ハルビンで今もっとも人気の高い氷像スポットの一つが、屋外の巨大な氷雪テーマパーク「Harbin Ice and Snow World」です。ここには、多彩な氷の建築物や彫刻が集まり、冬のエンターテインメント空間をつくり出しています。<\/p>
会場には大規模な氷の建築物や繊細な彫刻作品が並び、そのスケールと美しさは、まるで物語の世界に迷い込んだような印象を与えます。こうした迫力ある氷像は、数え切れないほど多くの来場者を引きつけるだけでなく、海外から訪れた観光客をも驚かせているとされています。<\/p>
地元に愛される「氷像の原点」兆麟公園<\/h2>
一方、ハルビンの人々にとって氷像の原点とも言える場所が、市内の兆麟公園です。ここはハルビンの氷像文化が生まれた場所とされ、地元の人々に長く親しまれてきました。<\/p>
兆麟公園では、1963年に初めて氷像の展示会が開かれて以来、毎年「冬季氷灯ショー」が続けられています。氷でつくられた彫刻や氷灯(氷の灯籠)を楽しむこの催しは、氷の芸術を披露する場であると同時に、地元の人々が冬のひとときをゆったりと過ごす憩いの空間にもなっています。<\/p>
冬の寒さを資源に変えるハルビンの工夫<\/h2>
氷像や氷灯のイベントは、単なる季節の観光名所にとどまりません。長く厳しい冬を逆手に取り、それを街の魅力として発信する取り組みそのものでもあります。<\/p>
氷と雪のイベントが果たしている役割を整理すると、次のような点が見えてきます。<\/p>
- 地元の人々にとっては、寒い季節を楽しむための身近なレジャーの場になる<\/li>
- 国内外の観光客にとっては、中国最北部の冬文化を体感できるユニークな旅行体験となる<\/li>
- 都市にとっては、冬の観光資源と都市ブランドを育てるための重要なコンテンツとなる<\/li>
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SNS時代の「シェアしたくなる」冬景色<\/h3>
巨大な氷像や幻想的な氷灯のある風景は、写真や動画で共有したくなる要素が多いと言えます。氷と雪で彩られた街並みは、スマートフォンの画面ごしにも強いインパクトを与え、国際ニュースとして取り上げられることで、さらに世界中へと広がっていきます。<\/p>
こうした「映える」冬景色が注目を集める背景には、単に見た目の華やかさだけでなく、地域の気候や歴史を生かした文化づくりがあります。長年続く兆麟公園の氷灯ショーと、大規模な氷雪テーマパークという二つの場は、ハルビンが冬とどのように共生し、楽しもうとしているのかを象徴しています。<\/p>
「冬の都」から考える、都市と季節の関係<\/h2>
ハルビンの事例は、厳しい自然条件を「不便さ」ではなく「魅力」に変える発想の転換とも言えます。氷像を通じて冬を祝う文化は、観光面だけでなく、地域の誇りやアイデンティティを育てる力も持っていそうです。<\/p>
日本を含むアジアの多くの都市も、気候や観光のあり方を見直す局面にあります。ハルビンの氷と雪の物語は、「自分たちの街の季節や風土を、どのように前向きな力に変えていけるのか」という問いを、静かに投げかけているのかもしれません。<\/p>
Reference(s):
cgtn.com








