CMGが全国運動会に向けスポーツ放送を強化 CCTV-5の数字に見る存在感
2025年11月に予定されていた第15回全国運動会を前に、中国のChina Media Group(CMG)がスポーツ放送資源のプロモーションを強化しました。広東省広州市で開かれた会議では、スポーツ専門チャンネルCCTV-5の視聴実績と、広東省・香港特別行政区・マカオ特別行政区をまたぐ放送戦略が紹介されました。
CMGが広州でスポーツ資源プロモーション会議
China Media Group(CMG)は、中国南部の広東省広州市でスポーツ資源プロモーション会議を開きました。この会議は、今後の国内競技大会に向けたマーケティング強化の一環として位置づけられ、特に第15回全国運動会を念頭に置いた取り組みです。
会議が開かれたのは、11月に予定されていた第15回全国運動会の開幕まで約100日というタイミングでした。CMGは、この国内トップレベルの総合スポーツ大会に向けて、スポーツ中継の資源をどう生かし大会の価値を高めていくかを紹介しました。
数字で見るCCTV-5の存在感
会議では、中国のフラッグシップ・スポーツ放送プラットフォームであるCCTV-5スポーツチャンネルの実績も共有されました。CCTV-5は、CMG傘下のチャンネルとして、最新技術を活用した中継と専門スタッフによる制作体制で、全国の視聴者にスポーツのライブ映像を届けています。
2025年上半期だけでも、CCTV-5は次のような数字を記録しました。
- 放送したスポーツイベント数:5,110件超
- 平均ライブ視聴率:0.37%(過去3年で同じ期間として最高)
- 到達したユニーク視聴者数:中国全土で5億2,000万人
- 延べ視聴インプレッション:236億回以上
視聴データが語る国内スポーツ需要
これらの数字からは、ライブスポーツが依然として放送プラットフォームにとって強いコンテンツであることが見て取れます。多くの視聴者が、日々のニュースやドラマと並んでスポーツ中継をチェックする習慣を持っていることがうかがえます。
広東省・香港特別行政区・マカオ特別行政区を結ぶ放送シナジー
第15回全国運動会は、広東省、香港特別行政区、マカオ特別行政区が共同で開催する初めての全国運動会として計画されました。国内トップレベルのスポーツ大会が複数地域にまたがって行われるのは、全国運動会の歴史でも新しい試みです。
CMGは、この共同開催に合わせて、広域での放送ネットワークを活用し、地域をまたいだクロスリージョンの伝送シナジーを生み出すことを目指しました。これにより、複数のブランドやスポンサーが、より広い視聴者層にアプローチできる機会が生まれるとされています。
視聴者にとっては、広東省、香港特別行政区、マカオ特別行政区で行われる競技が、同じ放送プラットフォームを通じてシームレスに届けられることで、国内スポーツの一体感をより強く感じやすくなります。
- スポーツ中継を活用した地域間のつながり強化
- 企業やブランドにとっての露出機会の拡大
- 国内スポーツイベントの価値向上への期待
これからの国内スポーツ放送を見る視点
CMGとCCTV-5の動きは、国内のスポーツイベントが単なる競技の場にとどまらず、放送やビジネス、地域連携のハブになりつつあることを示しています。特にデジタルネイティブ世代にとって、テレビとオンラインをまたいだスポーツ視聴体験がどのように進化していくのかは、今後も注目すべきテーマです。
第15回全国運動会に向けて準備されたスポーツ資源のプロモーションは、今後の国内大会や国際大会における放送戦略のモデルケースとなる可能性があります。視聴者として、どのような競技が、どんな見せ方で届けられるのか。その変化を追いかけていくことが、スポーツニュースを楽しむ一つの視点になりそうです。
Reference(s):
CMG promotes premier sports resources for future domestic competitions
cgtn.com








