BYDがテスラ超え、2025年販売で「世界最大のEVメーカー」に
2025年の年間販売台数で、中国本土の自動車メーカーBYDがテスラを上回り、世界最大のEV(電気自動車)メーカーになりました。EV市場の主役が入れ替わる形となり、各社の成長戦略に注目が集まります。
何が起きた?BYDが年間販売でテスラを上回る
BYDは1月2日(金)までに、年間のバッテリー式EV販売でテスラを上回ったと伝えられました。年間販売でBYDがテスラを超えるのは初めてだとされています。
- テスラ:2025年の納車(デリバリー)164万台
- BYD:2025年のバッテリー式EV販売226万台
テスラ側:2025年は納車が約9%減、減少は2年連続
テスラが1月2日(金)に公表した第4四半期の報告によると、2025年の納車は前年から約9%減少しました。販売(納車)の減少は2年連続だとされています。
BYD側:成長の中心はEV、2025年はバッテリー式が約28%増
BYDはEVと内燃機関車(エンジン車)の両方を手がけていますが、今回の伸びを牽引したのはEV部門でした。2025年のバッテリー式EV販売は約28%増加し、同社の新車総販売(納車)全体の伸び(7.73%増)にも大きく寄与したとされています。
海外展開:米国の高関税下でも、欧州・東南アジア・中東で拡大
BYDは海外展開も加速させており、米国の高関税がある中でも、欧州、東南アジア、中東で販売を伸ばしたと伝えられています。2025年には中国本土以外での販売が100万台超と過去最高となり、前年比150%増を記録しました。
数字が示すもの:EV市場は「規模」と「海外の伸び」が競争力に
今回の結果は、年間販売という分かりやすい指標で、EVメーカーの勢力図が動いたことを示します。同時に、国内の成長だけでなく、中国本土以外でどれだけ販売を積み上げられるかが、企業の存在感を左右しやすくなっている状況もうかがえます。
2026年に入った今、各社がこの差をどう埋め、あるいは広げていくのか。次の四半期ごとの数字が、競争の温度感を映す鏡になりそうです。
Reference(s):
cgtn.com