四川・自貢ランタンショー開幕、2,026機ドローンと子ども絵が彩る夜 video poster
中国本土・四川省自貢市で「自貢ランタンショー」が1月23日(金)に開幕し、数世紀にわたる伝統の灯りが、子どもたちの絵とドローン演出で“いまの表現”として立ち上がっています。
何があった? 自貢ランタンショーが開幕
自貢ランタンショーは開幕初日から、夜の会場を巨大な光の空間に変え、多数の来場者を引き込んだとされています。色彩豊かなランタン群が連なり、歩くたびに視界の印象が切り替わるような没入感が特徴です。
- 会場規模:43ヘクタール超
- 大型ランタン:11のクラスター(集積展示)
- 中小型ランタン:200点以上
- 開催期間:2026年3月3日まで
見どころ①:6,000点の子ども絵から生まれたランタン群
今回の目玉のひとつが、40以上の国と地域から集まった6,000点超の子どもたちの絵に着想を得たランタンのクラスターです。個々の絵の発想や色づかいを、立体の光の造形に落とし込むことで、鑑賞者が“描いた手”の気配まで想像できるような展示になっています。
見どころ②:2,026機ドローンが描く空のパターン
開幕当日の夜には、2,026機のドローンが編隊飛行し、空中にダイナミックな模様を描いたとされます。地上のランタンが「固定された光の彫刻」だとすれば、ドローンは「時間とともに変形する光の線」。伝統工芸の精緻さと、テクノロジーの可変性が同じ夜景の中で交差します。
背景:数世紀の歴史と、無形文化遺産としての位置づけ
自貢ランタンショーは数世紀にわたる歴史を持ち、中国の国家級無形文化遺産にも認定されています。国際的にも、精巧な職人技で知られてきたイベントです。そこに今回は、子どもの絵という「世界から集まる視点」と、ドローンという「現代の表現手段」が重なり、伝統が単に保存されるのではなく更新されていく様子が浮かび上がります。
灯りの祭典は、ときに“懐かしさ”の装置になりがちです。しかし自貢の夜は、懐かしさに寄りかかるのではなく、手仕事と新技術を並置することで、同じ「光」を別の言語に翻訳しているようにも見えます。
Reference(s):
Centuries-old Zigong Lantern Show shines with modern creativity
cgtn.com








