ヨルダン大使夫妻、中国の春節「馬年」へ—金と黒の馬で門飾り制作 video poster
2月中旬に迫る春節(旧正月)を前に、中国駐在のヨルダン大使フッサム・アル=フセイニ氏と夫人アマニ・アル=タルティル氏が、馬を描いた春節の門飾りを制作しました。外交の現場での「文化に寄り添う」動きとして、静かな注目を集めています。
金の馬と、福を抱く黒い馬
夫妻が手がけたのは、春節の時期に玄関先などを彩る装飾画。大使は金色の馬を、夫人は黒い馬を描き、中国文化で幸運の象徴とされる漢字の「福(ふく)」の意匠も取り入れたといいます。
赤・黒・金という配色は、祝いの場でよく使われる色合いでもあり、門飾りとしての「華やかさ」と「品の良さ」を両立させています。
春節の飾りに込められる意味
春節の装飾は、単なる季節のデザインではなく、家の内外を整え、新しい一年の無事や豊かさを願う習慣と結びついています。なかでも「福」の文字は、幸福や吉祥を招くシンボルとして広く親しまれてきました。
- 馬:前に進む力、活力のイメージ
- 福:幸運や繁栄への願い
- 赤・金:祝祭性や明るい門出を連想させる色
文化への「参加」が生む、やわらかな交流
外交といえば会談や声明が注目されがちですが、こうした生活文化への参加は、相手社会の空気を理解しようとする姿勢として受け止められやすい面があります。作品づくりという個人的な表現を通じて、祝祭の時間を共有する——その距離感が、日常の会話を生むきっかけにもなりそうです。
春節を目前にした今、馬年のモチーフをまとった門飾りは「新しい年をどう迎えるか」という問いを、少しやさしいかたちで思い出させてくれます。
Reference(s):
Jordanian diplomat couple paints steeds for 'All Things Horses'
cgtn.com








