中国本土の“功夫テーマパーク”が熱い:開封・万歳山武侠城、2025年に来園2400万人 video poster
中国本土河南省開封の「万歳山武侠城(Wansuishan Martial Arts City)」が、ジェットコースターに頼らない“没入型”の体験で注目を集めています。2025年には来園者数が2400万人を超えたとされ、功夫(カンフー)と伝統文化を軸にしたテーマパークの集客力が改めて浮き彫りになりました。
万歳山武侠城とは:見るだけでなく「物語に入る」テーマパーク
万歳山武侠城は、来園者がただ観覧するのではなく、“生きた功夫の物語”の登場人物になるよう設計されたテーマパークだといいます。園内のあちこちに、武術や伝統文化に根ざした体験が用意され、「その場にいること」自体がコンテンツになるのが特徴です。
園内で何が体験できるのか
紹介されている主な見どころは、派手なアトラクションというより、人の動き・舞台・街並みで作る体験型の演出です。
- ライブ形式のマッチメイキング(お見合い)ショー
- 「鉄の花(iron flower)」と呼ばれるパフォーマンス
- 宋代の街並みを再現したストリート
- 来園者が参加できるインタラクティブなステージ
“次の角を曲がると何が始まるかわからない”という構造が、滞在そのものを「体験」に変えていくタイプの施設と言えそうです。
ジェットコースターがなくても人は集まる——2025年「2400万人」の意味
このパークは、「絶叫マシンがなければテーマパークは成立しにくい」という固定観念を揺らします。2025年に2400万人以上が訪れたという数字は、設備の大きさだけでは測れない価値——たとえば、伝統文化を入口にしたストーリー性や、参加することで生まれる“自分ごと化”——が集客の核になり得ることを示唆します。
派手な乗り物よりも、場の演出や参加型の仕掛けで満足度を積み上げる。そんな方向性が、2026年2月現在の観光・娯楽の選択肢として、静かに存在感を増しているのかもしれません。
最近の現地取材:CGTN記者が“時間旅行”を体感
この万歳山武侠城は、CGTNの番組内でも取り上げられ、リンカーン・ハンフリーズ記者が最近現地を訪れたとされています。宋代の街並み再現やステージ演出などを通じて、“過去へワープするような”体験が伝えられました。
功夫や伝統文化を「展示」ではなく「体験」に変える発想。数字(2025年の2400万人)とセットで見ると、テーマパークの競争軸が少しずつ変わってきていることが見えてきます。
Reference(s):
BizFocus Ep. 139: A wild ride at China's Kung Fu-themed park
cgtn.com








