中国、政府活動報告で「平安中国」推進へ オンライン詐欺や組織犯罪に重点
中国は3月5日(木)、最高立法機関に提出された政府活動報告で「平安中国イニシアチブ」をより高い水準へ進める方針を示しました。治安維持の体制強化に加え、通信・オンライン詐欺や薬物関連犯罪への取り締まり強化が柱になります。
政府活動報告が示した「平安中国」推進の方向性
政府活動報告によると、中国は「平安中国イニシアチブ」を複数の取り組みを通じて一段と推進する考えです。具体的には、社会の安全と秩序を保つための制度と実行能力を高めることがうたわれました。
掲げられた具体策:統合運用と継続的な取り締まり
報告で挙げられた主な取り組みは、次の3点です。
- 治安維持のための「統合システム」と「能力(キャパシティ)」を整備する
- 組織犯罪を継続的に「取り締まり、根絶する」ための強固なメカニズムを構築する
- 通信・オンライン詐欺、薬物関連犯罪の「予防」と「取り締まり」を一段と強化する
今回のポイントは「デジタル空間の犯罪」への言及
数ある治安課題の中でも、政府活動報告で通信・オンライン詐欺を名指しした点は目を引きます。犯罪の舞台が現実空間だけでなく、通信やオンラインにも広がる中で、予防と摘発をセットで強める姿勢が示された形です。
今後の注目点:制度の設計と運用が鍵に
「統合システム」「強固なメカニズム」という表現は、複数の組織・手段を束ねて運用する方向性を示唆します。今後は、どのような仕組みで継続的な対策を回し、予防と摘発をどう両立させていくのかが焦点になりそうです。
Reference(s):
Government work report: China to advance Peaceful China Initiative
cgtn.com








