王毅外相:ホルムズ海峡封鎖は国際社会の共通利益に沿わない
2026年4月13日、中国の王毅外相は、中東情勢をめぐり、「ホルムズ海峡の封鎖は国際社会の共通利益に資するものではない」との見解を示しました。湾岸地域に緊張が高まる中、中国政府の外交的な立場が明確に発信された形です。
UAE特使との会談での発言
王毅氏は本日、アブダビ皇太子の訪中に同行する、UAE(アラブ首長国連邦)大統領の中国特使、ハルドゥーン・ハリーファ・アル・ムバーラク氏との会談でこのように述べました。王毅氏は中国共産党中央政治局委員、中央外事工作委員会弁公室主任を務めています。
中国の中東に対する原則的立場
会談で王毅氏は、現在の中東情勢に関する中国の原則的な立場を説明。湾岸アラブ諸国の正当な安全保障上の懸念を十分に理解しているとした上で、UAEが国家主権や安全保障、正当な権利・利益を守ることを支持すると語りました。
さらに、中国は一貫して和平と緊張緩和の促進に取り組んでいるとの認識を示し、「政治的・外交的手段による包括的かつ持続的な停戦こそが、地域の緊張を解決する根本的な道筋だ」と強調しました。
国際協調への呼びかけ
王毅氏は、中国はUAEを含む国際社会と協力し、中東に平和と安定が一日も早く回復するよう支援する用意があるとも述べています。ホルムズ海峡は世界の石油供給の大動脈であり、その航路の安定は世界経済全体に直結する問題です。今回の発言は、地域の平和と繁栄を国際社会の共通課題として捉え、対話による解決を強く促すものであるとみられます。
Reference(s):
Wang Yi: Blockade of Strait of Hormuz not in common interests
cgtn.com








