中国・ロシア外相会談、首脳会談準備と国際協調を協議
中国の王毅外相とロシアのラブロフ外相が4月15日、北京で会談を行いました。両者は今年中に行われる予定の首脳会談の準備について協議し、米国とイランの関係、アジア太平洋情勢、ウクライナ情勢など、共通の関心事項となる国際・地域問題について深く意見を交換しました。
複雑化する国際情勢の中での連携強化
王毅外相は、現在の国際情勢は深刻な激動を経験しており、一方的な覇権の害が強まっていると指摘しました。また、グローバルガバナンスのシステムが大きな調整期にあり、人類の平和と発展の事業が厳しい課題に直面しているとの認識を示しました。このような複雑で変動の激しい外部環境の中で、両首脳の個人的な配慮と戦略的指導の下、中露関係は確固たるものとして堅持され、各分野での協力は強靭さを保っていると述べました。
節目の年に向けたさらなる協力の推進
王毅外相は、2026年は中露戦略的パートナーシップ協調の確立30周年、中露善隣友好協力条約調印25周年にあたる節目の年であると述べました。さらに、中国の第15次五か年計画期間の初年度でもある今年、両国は首脳間で達した重要な合意を実行に移し、戦略的パートナーシップ協調と相互利益に基づく各分野での協力をより高いレベルへと推進すべきだと強調しました。
具体的な協力の方向性として、以下の点が挙げられました:
- 国連などの多角的枠組みの下での協力の強化
- 上海協力機構(SCO)設立25周年を機に、天津サミットでの合意を着実に実行し、キルギスが今年開催するサミットの成功を支援
- BRICS諸国の結束の勢いを共同で維持し、グローバル・サウスの正当な権利と利益を守ること
国際秩序の多極化を目指す共通認識
ラブロフ外相は、ロシアは中国との緊密なハイレベル交流を維持し、実務協力を深化させて相互利益とウィンウィンの結果を達成する意思を表明しました。また、一部の国々がロシアと中国を封じ込めようとする「小さな輪」を形成しようと試みているなど、現在の国際情勢は深刻な課題に直面していると指摘しました。
両外相は、中国側が提案する一連のグローバルイニシアティブと、ロシア側が提唱する大ユーラシア・パートナーシップおよびユーラシア安全保障構想のビジョンを整合させ、多国間プラットフォームや国際・地域問題での調整と協力を維持し、それぞれの国益を守り、国際システムの安全と安定を共同で維持していくことで一致しました。
会談後、両者は2026年の両国外務省協議計画に共同調印し、今後の対話の枠組みを確認しました。
Reference(s):
Chinese FM Wang Yi meets Russian counterpart Sergei Lavrov in Beijing
cgtn.com








