中国、西安~十堰高速鉄道で時速385km試験運転を開始
中国本土を走る西安~十堰高速鉄道で、最高時速385キロに達する総合試験運転が始まりました。線路の開通に向けた最終段階に入ったことを示す重要な一歩です。
試験運転の詳細と目的
先週火曜日、総合検測列車が陝西省の西安東駅を出発し、秦嶺山脈を越えて湖北省の鄖西駅へと向かいました。これは段階的に行われてきた加速試験を経て、路線の最高速度レベルでの試験が本格的に開始されたことを意味します。複数回の試験運転を経て、列車は目標の時速385キロに到達し、今後の本格的な運行に向けた強固な基盤が築かれました。
試験では、数十個のセンサーやカメラ、高精度監視システムを搭載した検測列車が、線路の幾何学的形状、パンタグラフと架線の相互作用、通信信号の品質などに関するリアルタイムデータを収集しています。これらの試験は、極限の作動条件下における全システムの性能と信頼性を評価することが目的です。
路線の基本データと開通後の効果
この鉄道路線は、西安市、商洛市、十堰市を経由し、既存の武漢~十堰高速鉄道と接続します。新たに建設された本線の長さは256キロメートルで、設計速度は時速350キロメートルです。全長のうち170キロメートルが陝西省、86キロメートルが湖北省に位置しています。
開通後、西安と十堰間の移動時間は約1時間に短縮されると見込まれています。西安から襄陽への移動は約2時間、武漢への移動は約3時間になると予想されています。
ネットワーク強化と地域発展への期待
この新路線は、中国本土の高速鉄道網をさらに強化し、陝西省と長江デルタ、珠江デルタなどの主要経済圏との移動時間を短縮するとともに、関中城市群と長江中流地域との連携を強化することが期待されています。また、秦巴山地域の地方創生を支援し、沿線の経済社会発展を牽引する役割も担うと見られています。
Reference(s):
China's Xi'an-Shiyan high-speed railway begins 385 km/h test runs
cgtn.com








