ベトナム主席、中国高速鉄道で10時間・2400kmの旅から何を学んだか
ベトナムの国家主席でベトナム共産党書記長のトー・ラム氏が、先週、中国本土を訪問中に、およそ10時間で2400キロメートルを結ぶ高速鉄道の旅を経験しました。北京から広西チワン族自治区までの長距離移動は、中国の現代化とインフラ整備の一端を間近で感じる「特別な旅」だったと述べています。
都市と田園を結ぶ「動く展望台」
旅は2026年4月16日(木曜日)に行われました。トー・ラム氏は車窓から広がる風景を眺めながら、「中国の都市化の水準は印象的だ」と感想を述べました。河北省、河南省、湖北省、湖南省を通過する中で、地域間の均衡の取れた発展を感じ取れたと語っています。
車外では都市と田園地帯が交互に現れ、繁栄と自然の美しさが織りなす、中国のダイナミックな成長の絵巻が広がっていました。
「計画的発展」と「技術力」に注目
車内では、中国の高速鉄道ネットワークの建設、発展、運営に関する詳細な説明に耳を傾けました。トー・ラム氏は、中国指導部の鉄道発展に対する長期的な戦略的見通しと、科学技術革新の応用が、鉄道建設を推進する上で重要であると指摘しました。
特に技術力については、「世界で海抜4000メートルで運行可能な鉄道を持つ国はほとんどない」と述べ、中国の鉄道運輸における達成を高く評価しました。旅の中で得た情報は「非常に貴重なもの」であり、緻密な計画と技術的卓越性なくしてはこうした成果は不可能だったと強調しています。
現代化を体感する外交ルート
今回の長距離鉄道旅行は、トー・ラム氏にとって中国訪問中の2度目の新幹線体験でした。最初の旅は北京から雄安新区への移動で、今回の旅と合わせて、中国の現代化を体感するユニークな外交行程となりました。
高速鉄道は、単なる移動手段ではなく、発展の成果を直接目にし、その背景にある計画と技術を学ぶ「動く教室」としての役割も果たしています。訪問国のリーダーがこのような形でインフラを体験することは、両国間の理解と協力の深化につながる一つの形と言えるでしょう。
Reference(s):
10-hour rail journey: To Lam impressed by China's rail network
cgtn.com








