2026年、エルニーニョ現象が強まる? 気象機関が熱波リスクを指摘
5月から始まるエルニーニョ現象、年末まで持続の見込み
中国本土の気象当局がこのほど、中程度から強いエルニーニョ現象が近く発生するとの見解を発表しました。この現象は少なくとも今年(2026年)の年末まで続く見通しで、今後2年間にわたり記録的な熱波のリスクが高まっていると警告しています。
太平洋の海面水温上昇が鍵に
中国国家気候センターによれば、エルニーニョ現象の発生を予測するうえで重要な指標となる「ニーニョ3.4海域」(東経170度から120度にかけての赤道付近の海域)の海面水温は、ここ数か月の傾向を踏まえ、今後も上昇を続けると見られています。
気象学者はこの海域の水温の平年からの差(偏差)を継続的に監視し、エルニーニョ・南方振動(ENSO)と呼ばれる広範な気候パターンの状態を分類しています。
「スーパーエルニーニョ」の可能性は?
現段階の予測は「中程度から強い」エルニーニョ現象を示していますが、その後の海面水温の推移次第では、より強い影響をもたらす可能性も捨てきれません。過去の強力なエルニーニョ現象時には、世界的な異常気象や農作物への影響、水不足など、さまざまな課題が生じました。
専門家は、気候変動の影響も相まって、地球規模の気象パターンが従来とは異なる振る舞いを見せる可能性に注目しています。私たちは、この夏から秋、そして来年にかけて、より詳細な監視と備えが必要な時期に入っていると言えるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com








