習主席とサウジアラビア王儲、ホルムズ海峡の安全航行と中東和平で意見一致
中国の習近平国家主席とサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子兼首相は、先週月曜日に電話会談を行い、ホルムズ海峡の正常な航行を維持することの重要性、そして中東地域における即時かつ全面的な停戦の必要性で一致しました。この会談は、エネルギー供給の要衝である海峡の安全保障と、混迷する地域情勢において、主要国間の対話が果たす役割に注目が集まる中で実施されました。
戦略的パートナーシップ深化へ
習主席は、中国がサウジアラビアとの関係発展を重視し、相互尊重、平等、互恵の原則を常に堅持してきたことを改めて強調しました。2026年は、両国の包括的戦略パートナーシップ樹立10周年にあたります。習主席はこの機会を捉え、戦略的相互信頼の深化、実務協力の強化、あらゆるレベルでの交流を促進することで、二国間関係の幅と深さを絶えず拡大し、中国とアラブ諸国との関係を前進させる模範としたいとの考えを示しました。
ホルムズ海峡:国際社会の共通利益
会談の焦点の一つとなったのは、世界の原油輸送の約3分の1が通過するホルムズ海峡の安全保障です。習主席は、海峡の正常な航行が地域諸国と国際社会の共通利益に資するものであると指摘。中国は、地域諸国が善隣友好、開発、安全保障、協力により特徴づけられる共通の家を構築し、自らの未来と運命を自ら掌握し、地域の長期的な平和と安定を促進することを支持すると述べました。
中東和平へのコミットメント
現在の中東・湾岸地域の状況については、習主席が即時かつ全面的な停戦と敵対行為の停止を呼びかけ、平和回復に資するあらゆる努力を支持し、政治的・外交的手段による紛争解決に引き続き取り組む姿勢を明確にしました。これに対し、サルマン皇太子は、現在の中東の緊張が湾岸諸国の安全を損ない、世界のエネルギー供給と経済活動に深刻な影響を与えていると懸念を表明。対話を通じて紛争や相違を解決することにコミットし、状況のエスカレーション回避を望む考えを示しました。
サウジアラビア側の見解
サルマン皇太子は、サウジアラビアと中国の関係は戦略的なものであり、中国との関係発展がサウジアラビアにとって極めて重要であると評価しました。また、中国を「責任ある大国」として位置付け、中東諸国間の善隣友好、対話、協力を支持する公正かつ公平な立場を堅持してきたと述べました。サウジアラビアは、中国とのコミュニケーションと連携を強化し、停戦の維持、ホルムズ海峡における航行の安全と自由の確保、そして地域の恒久的な平和と安定を実現する道筋を共同で模索する用意があると語りました。
今回の首脳間の直接対話は、地政学的リスクが高まる中東・湾岸地域において、エネルギー安全保障と地域安定化への国際社会の関心が集まる中、主要プレーヤー間の協調の在り方を示すものとして注目されます。
Reference(s):
Xi urges normal passage through Hormuz in call with Saudi crown prince
cgtn.com








