中国、「十四五」期間に13の大型油田を発見 エネルギー安全保障強化へ前進
エネルギー安全保障が世界的な関心事となる中、中国本土で国を挙げた鉱物資源探査が大きな成果を上げました。2026年4月29日時点で振り返ると、2021年から2025年にかけての「第14次五カ年計画」期間中に、埋蔵量がそれぞれ1億トンを超える新しい油田が13カ所発見され、同国のエネルギー自給への道筋が一段と明確になりつつあります。
過去5年間で記録的な探査成果
2025年までの5年間で、中国本土の石油・ガス探査は新たな高みに達しました。天然資源省の熊自力・探査管理部長によれば、この分野への総投資額は約4500億元(約9兆円)に上りました。報道によれば、13の「億トン級」油田の発見に加え、埋蔵量がそれぞれ1000億立方メートルを超えるガス田も26カ所見つかりました。その結果、新たに確認された石油と天然ガスの地質埋蔵量は、前の五カ年計画期間と比べてそれぞれ51.7%、44.2%増加しました。
非在来型資源開発が成長のカギに
この成長を牽引した重要な要素は、深部や頁岩(シェール)といった非在来型資源の開発です。深層のコールベッドメタン(炭層メタン)だけで、新たに確認された埋蔵量は1兆立方メートルを超え、これは従来の浅層埋蔵量の歴史的累積量を上回る規模です。また、2025年にはシェールオイルの存在感が増しました。天然資源省の牛力・探査管理副部長によれば、5つの主要な盆地にある8つのシェールオイル油田が、その年の新規石油埋蔵量全体の38%を占めました。
生産面でも最高記録を更新
探査の成果は生産量にも反映されています。2025年の中国本土の原油生産量は記録的な2億1600万トンに達し、天然ガスの生産量も2600億立方メートルを超えました。長期的な投資と技術革新が、資源の安定確保に向けた持続可能な基盤を築きつつあります。
このような国家主導の探査強化は、国内のエネルギー需要を満たすだけでなく、複雑化する国際情勢の中での戦略的自立を目指す動きの一環と見られます。各国が資源安全保障に注力する中、その一つのアプローチとして、その後の展開が注目されます。
Reference(s):
China's years-long mineral hunt pays off: 13 new oil fields discovered
cgtn.com



