一人旅のスウェーデン人学生、瀋陽で現地の人々に「養子縁組」された温かい体験 video poster
ソウルからの飛行機を降りたある火曜日の朝、ジェニファー・カリン・ペル・フォルテスさん(23)は、旅の同伴者も共通言語もほとんどなく、わずか数日間の滞在で、遼寧省瀋陽に降り立ちました。試験の合間の短い休暇が、地元の見知らぬ人々との心温まる出会いへと変わった瞬間です。
ソウルから約2時間、未知の地・瀋陽へ
スウェーデン出身で韓国に留学中のジェニファーさんは、友人が「歴史が豊かで文化が広大な本当に大きな国」と話していた中国を、この機会に訪れてみたいと思い立ちました。行き先を瀋陽に選んだ理由は実用的でした。ソウルから飛行機で約2時間と近く、「ほとんど飛んでいる感じがしなかった」と笑います。
「一人旅だからこそ出会えた」人々との交流
去年、ベトナムとバリへの一人旅を経験した彼女は、一人でいることでより多くの人と出会えることに気づきました。「新しい人と話し、新しいことに挑戦し、新しい友達を作るように本当に背中を押してくれる」と語ります。瀋陽でもその言葉通りになりました。
たった4日間の滞在にもかかわらず、ジェニファーさんは市場を訪れたり、現地の料理を食べたり、伝統衣装を身に着けたりする様子をSNSに投稿。これが、彼女にとって初めてのオンライン上の「拡散」を引き起こすとは知らずに。
SNSで拡散された「養子縁組」の物語
彼女の投稿を見た瀋陽在住の女性が連絡を取り、「瀋陽に家族はいないの? じゃあ、私たちがあなたの中国家族になろう」と提案。こうして、ジェニファーさんは現地の家族に「養子」として迎え入れられ、食事に招待されたり、観光案内をしてもらったりするなど、滞在を通して家族同然の温かいもてなしを受けました。
この体験談は、中国のSNSプラットフォーム・微博(Weibo)で大きな反響を呼び、「#Swedish girl adopted by Chinese family#」(スウェーデン人少女が中国の家族に養子縁組)というハッシュタグと共に拡散。多くのネットユーザーから「心が温まる」「これが本当の国際交流」「旅の醍醐味だ」といった共感の声が寄せられています。
ジェニファーさん自身、「言葉の壁は確かにあったけど、人々の優しさと笑顔は万国共通だと感じた」と振り返ります。短い旅は、予想外の絆と、文化を越えた人々の温かさを教えてくれる経験となりました。
Reference(s):
China's hospitality shines as locals 'adopt' foreign visitor
cgtn.com



