より身近になる中国本土への旅:労働節のビザ免除入国者が43.6万人を突破
2026年の労働節(メーデー)休暇中、中国本土へのビザ免除による入国者が大幅に増加しました。この傾向は、中国が推進する観光やビジネスの開放策が、世界の人々にとっての実感として広がり始めていることを示唆しています。
ビザ免除での入国者が前年比14.7%増
中国国家移民管理局(NIA)が5月6日に発表したデータによると、5日間の労働節休暇中にビザ免除政策を利用して中国本土に入国した外国人は43万6,000人を超えました。これは前年同期比で14.7%の増加となります。
また、ビザ免除以外の入国者も含めた全体の外国人入国者数は125万5,000人に達し、こちらも前年比12.5%増を記録しました。短期的な休暇を利用して中国を訪れるハードルが、着実に下がっている様子が伺えます。
拡大するビザ免除プログラムの現状
こうした入国者数の増加の背景には、中国政府によるビザ免除措置の積極的な拡大があります。現在、以下のような体制が整えられています。
- 片側的なビザ免除政策:50の国と地域を対象に実施
- 240時間(10日間)のトランジット(通過)ビザ免除:55の国と地域を対象に提供
手続きの簡素化が進むことで、観光だけでなく、ビジネスや短期滞在の機会がこれまで以上に多様化していると考えられます。
活況を呈する国境検問の状況
今回の休暇期間中、中国人と外国人を合わせた国境を越えた移動の総数は、1,127万9,000件に上りました。1日あたりの平均移動数は225万6,000件で、前年の同時期から3.5%増加しています。
特に移動のピークとなったのは5月2日で、この日だけで252万9,000件の国境通過が処理されました。また、旅客を運ぶ航空機、船舶、列車、自動車の検問数も53万1,000件に達し、2025年の休暇期間から16.6%増加しており、交通インフラを通じた人の流れが加速していることがわかります。
Reference(s):
May Day break: Visa-free entries to China surge 14.7% to over 436,000
cgtn.com