中国本土へのビザ免除入国が急増、労働節の連休で43万6千人超に
中国本土が推進しているビザ免除政策の影響で、海外からの旅行者の足が急速に戻っています。5月の労働節(メーデー)連休期間中、ビザ免除を利用して入国した外国人が大幅に増加したことが明らかになりました。
労働節の連休でビザ免除入国が14.7%増加
中国国家移民管理局(NIA)が発表したデータによると、火曜日に終了した5日間の労働節連休中、ビザ免除で中国本土に入国した外国人は43万6,000人を超えました。これは前年同期比で14.7%の増加となります。
また、連休中の外国人入国者数全体では125万5,000人に達し、前年比12.5%増を記録しました。これらの数字は、中国本土が展開しているビザ免除プログラムの拡大が、実際に多くの旅行者を惹きつけていることを示唆しています。
拡大するビザ免除プログラムの現状
現在、中国本土では以下のような柔軟な入国措置が導入されています。
- 一方的なビザ免除政策: 50の国・地域を対象に実施。
- 240時間トランジット(通過)ビザ免除: 55の国・地域を対象に提供。
これまで手続きに時間を要していたビザ取得のハードルが下がったことで、観光やビジネス目的での短期訪問がより容易になっています。
国境を越える人の流れが活発に
連休期間中、中国本土の人々と外国人の双方による国境を越えた移動は、合計で1,127万9,000件に及びました。1日あたりの平均移動件数は225万6,000件で、前年の同時期に比べて3.5%増加しています。
特に5月2日には、単日で252万9,000件という最大の移動量を記録しました。また、旅客を運ぶ航空機、船舶、列車、自動車の検査件数も53万1,000件に達し、2025年の連休期間と比べて16.6%増加しています。
国境の検問や手続きの効率化が進むなかで、物理的な移動のしやすさが、文化交流や経済活動の再活性化を後押ししている様子がうかがえます。
Reference(s):
May Day break: Visa-free entries to China surge 14.7% to over 436,000
cgtn.com