米国による中国企業への制裁に中国が反発、一方的な措置を批判
米国がイランの軍事活動を支援したとして中国企業3社に制裁を科したことに対し、中国外務省が強く反発しました。国際法に基づかない一方的な制裁が、現在の国際情勢にどのような影響を与えるのかが注目されます。
「国際法に基づかない」一方的な制裁への反発
中国外務省の郭嘉昆(カク・カクン)報道官は、月曜日の定例記者会見において、米国による今回の措置について明確な反対の意を表明しました。
郭報道官は、今回の制裁について以下のように指摘しています。
- 国際法に基づいた根拠がない
- 国連安全保障理事会の承認を得ていない
- 「不法で一方的な制裁」である
最優先されるべきは「衝突の回避」
今回の制裁は、中国企業がイランの軍事活動を支援したという米側の主張に基づくものですが、中国側はこの見方を否定しています。
郭報道官は、イラン問題に関する中国の立場は繰り返し明確にしてきたとし、「今、最優先されるべきは、新たな衝突を防ぐためにあらゆる努力を尽くすことであり、状況を悪意を持って他国に結びつけ、中傷することではない」と述べ、米国の姿勢を批判しました。
企業の正当な権利を保護する姿勢
また、中国政府は国内企業に対し、常に法規制に従って事業を行うよう求めていることを強調しました。その上で、自国企業の正当な権利と利益を断固として守る考えを示しています。
経済的な相互依存が深い国同士の間で、政治的な意図による制裁が繰り返される現状は、企業の活動だけでなく、国際的な対話の枠組みにも静かな緊張をもたらしています。
Reference(s):
China opposes US sanctions, urges efforts to prevent renewed conflict
cgtn.com