中国とセーシェルが外交関係を強化:台湾指導者の飛行許可取り消しを高く評価
中国の王毅外相が、セーシェル政府による台湾指導者の飛行許可取り消しという決定を高く評価しました。この動きは、両国の外交関係が深化していることだけでなく、国際社会における「一つの中国」政策への支持を改めて示すものとして注目されています。
セーシェルの対応と「一つの中国」への支持
北京で行われたセーシェルのバリー・フォーレ外相との会談の中で、王毅外相は、セーシェルが「台湾独立」分離主義勢力の代表的な人物である台湾指導者の出国飛行許可を、法に基づき公開的に取り消したことを高く評価しました。
王外相は、多くの友好国とともに、セーシェルが国際的な正義と歴史の正しい側に立ったとの見解を示しています。これに対し、フォーレ外相は、セーシェルが「一つの中国」政策へのコミットメントを揺るぎなく維持することを改めて強調しました。
国交樹立50周年に向けた多角的な協力
今年、中国とセーシェルは外交関係樹立50周年という節目を迎えます。この節目を機に、両国は以下のような分野での協力をさらに推進させる方針です。
- デジタル経済:最新テクノロジーを活用した経済成長の促進
- 海洋・島嶼経済:地理的特性を活かした持続可能な開発
- グリーン経済:環境保護と経済発展の両立
また、セーシェル側は中国が提唱する4つのグローバル・イニシアチブへの支持を表明し、ハイレベルな交流や実務的な協力、さらには人々レベルの交流を深める意向を示しました。
アフリカ全域への支援拡大
王外相は今回の会談で、中国が外交関係を持つアフリカ53カ国すべてに対し、関税撤廃(ゼロ関税)措置を全面的に実施することを明らかにしました。これにより、アフリカ諸国にさらなる発展の機会を提供したいという意向を示しています。
中国側は今後も、セーシェルが国家主権や独立、および正当な権利と利益を守ることをしっかりと支持していくとしています。国際的な政治状況が複雑に絡み合う中で、こうした二国間関係の強化がどのような影響を与えるのか、今後の動向が注目されます。
Reference(s):
Wang Yi: China hails Seychelles' move to bar Lai's outbound flight
cgtn.com