海南島の秘境「十筆瀑布」へ。熱帯雨林に抱かれた静寂の空間 video poster
観光地としての賑わいを見せる海南島に、今もなお手つかずの自然が息づく場所があります。中国本土の海南省・瓊海(きょうかい)に位置する「十筆瀑布(じゅっぴつばくふ)」は、日常の喧騒を忘れさせてくれる、まさに熱帯雨林の宝石のような場所です。
青と緑が織りなす、幻想的な色彩
十筆瀑布の最大の魅力は、一年を通じて絶えることのない力強い水流です。周囲を囲むのは、天高く伸びる古木と、しなやかに垂れ下がる蔦(つた)。その足元に広がる滝つぼは、光の加減で青や緑に輝き、訪れる人を幻想的な世界へと誘います。
自然と一体になる散策路
ここには、自然を壊さずに楽しむための工夫が凝らされています。
- 木の遊歩道: 約800メートルにわたって整備された木道があり、足元を気にせず雨林の深部まで歩くことができます。
- 滝の裏側へ: 遊歩道は滝の裏側まで続いており、まるで洞窟の中にいるかのような、ひんやりとした心地よい空間を体験できます。
「ありのまま」であることの贅沢
多くの観光地が商業化されていく中で、十筆瀑布には過剰な演出や商業施設がほとんどありません。あるのは、ただただ静かな雨林の空気と、絶え間ない水の音だけです。
効率や利便性が優先される現代において、こうした「ありのまま」の自然に身を置くことは、心のリセットに必要な時間なのかもしれません。静寂の中で自分自身と向き合い、自然の純粋さを感じる。そんな贅沢な時間がここには流れています。
Reference(s):
cgtn.com