中国の王毅外相がNYでパキスタン、ウルグアイ外相と会談:中東和平への連携を強化
中国の王毅外相が、ニューヨークで開催された国連安全保障理事会のハイレベル会合に合わせて、パキスタンのモハマド・イシャク・ダル副首相兼外相およびウルグアイのマリオ・ルベトキン外相と会談しました。今回の会談では、特に中東や湾岸地域の安定に向けた国際的な連携と、二国間関係の深化が焦点となりました。
中東・湾岸地域の安定に向けた共同アプローチ
王毅外相はダル外相との会談の中で、パキスタンが米国とイランの交渉において積極的な調停役を果たしてきたことを高く評価し、「信頼でき、適格な調停者である」と述べました。
両国は、地域の緊張緩和に向けて以下のような方針を共有しています。
- 包括的な停戦の推進: 対話と交渉を通じて、中東および湾岸地域の平和と安定を早期に回復させる。
- 共同提案の提示: 中国とパキスタンが共同で提示した「平和と安定に関する5項目の提案」を推進し、広範な支持を得ることで状況を改善させる。
ダル外相も、パキスタンが引き続き緊張緩和のために建設的な役割を果たす意向を示しました。
中国・パキスタン関係の新たなステージへ
二国間関係について、王外相はパキスタンのシェバズ・シャリフ首相による先日の中国訪問が成功し、両国リーダーの間で重要な新たな合意に至ったことに言及しました。これにより、「中国・パキスタン運命共同体」の構築が新たなレベルに引き上げられたとしています。
今後の協力軸として、以下の点が強調されました。
- 政治的信頼の深化: 高レベルの交流を維持し、政治的な相互信頼を深める。
- 実務的な協力拡大: パキスタンの自立的な発展能力を強化し、実利的な協力を拡大する。
- 経済回廊の推進: 中国・パキスタン経済回廊(CPEC)の建設を前進させ、戦略的協力をさらに強固にする。
ダル外相は、中国が提唱するイニシアチブを全面的に支持し、多国間主義を共に実践していく姿勢を改めて表明しました。
多角的な外交ネットワークの展開
また、王外相はウルグアイのルベトキン外相とも会談を行いました。中東や南アジアのみならず、中南米諸国とも接点を持ち続けることで、多角的な外交展開を図る中国の姿勢が伺えます。
世界的な緊張が高まる中で、特定の地域にとどまらず、調停役としての役割を模索する動きが加速しています。
Reference(s):
Chinese FM meets Pakistani, Uruguayan counterparts in New York
cgtn.com