チャルハノールがPK弾 インテルがアーセナル下し勝ち点10に到達
今季のUEFAチャンピオンズリーグで、インテル・ミラノがホームでアーセナルを1-0で下しました。決勝点はハカン・チャルハノール(Hakan Calhanoglu)のPK。インテルは今大会の勝ち点を10に伸ばし、アーセナルは上位8の自動進出圏から外れる形となっています。
チャルハノールのPKで均衡が崩れる
試合は現地水曜日、UEFAチャンピオンズリーグの一戦として行われました。両チームとも開幕から3試合連続無失点という堅守ぶりで臨んだ一戦は、21年ぶりの対戦ということもあり、立ち上がりから注目度の高いカードとなりました。
立ち上がりはインテルが主導権を握ります。デンゼル・ダンフリースが放った強烈なシュートはクロスバーを直撃し、スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァがどよめきました。チャルハノールも惜しいシュートを放つなど、序盤はインテルが攻勢に出ますが、次第に両チームともリスクを抑える展開となり、試合は慎重な駆け引きに移っていきます。
スコアが動いたのは前半終了間際でした。アーセナルはそれまで落ち着いて守っていましたが、ミケル・メリノに対するハンドの判定からPKを献上します。メフディ・タレミのフリックがメリノの腕に当たったとされ、ルーマニア人主審イシュトバン・コバチがペナルティスポットを指しました。この判定はやや厳しいと感じる向きもありそうなものでしたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックでも判定は覆りませんでした。
PKを託されたのは、まさに「PKスペシャリスト」と呼べるチャルハノール。GKダビド・ラヤとの駆け引きに勝ち、冷静にゴール右へ決めました。チャルハノールはインテル加入後、公式戦のPKを19本中19本成功させており、その驚異的な成功率をこの日も維持した形です。
後半はアーセナルが猛攻も、インテルの守備が壁に
後半に入ると、1点を追うアーセナルが一気にギアを上げます。カイ・ハフェルツのシュートはGKヤン・ゾマーの好守に阻まれ、別の場面ではシュートがディフレクションしてポスト脇をわずかに外れるなど、再三インテルゴールに迫りました。
数字が示す通り、アーセナルは後半だけで14本のシュートを記録し、インテルゴールを「包囲」する形になります。それでも最後の局面での精度やひらめきに欠け、決定的な崩しには至りませんでした。インテルは自陣にブロックを敷き、粘り強い守備で相手の攻撃を跳ね返し続けます。
試合はそのまま1-0で終了。インテルは今大会4試合を終えて勝ち点10に到達し、有利な立場を確保しました。一方のアーセナルは、この日の結果により勝ち点7のままで、決勝トーナメントの自動進出ラインとされる上位8の枠から外れる位置に下がっています。
勝ち点争いの行方とアーセナルの課題
ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルは、シュート数やボール支配では上回りながらも、最後のアイデア不足が響いた試合内容となりました。後半だけで14本のシュートを放ちながら無得点に終わったことは、このチームが現在抱える攻撃面の課題を象徴しているようにも見えます。
さらにアーセナルは、全コンペティション(国内外の公式戦)直近6試合でわずか2勝と、結果面でも苦しい時期が続いています。今回の敗戦で、チャンピオンズリーグにおける立場もやや不安定なものとなり、残り試合での巻き返しが求められる状況です。
一方で、アーセナルにとって明るい要素もありました。長期離脱していたキャプテンのマルティン・ウーデゴールが終盤に途中出場し、ピッチに戻ってきたことです。スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァに駆けつけたアーセナルのサポーターにとっては、今後に向けた希望となる光景でした。
この試合の主なポイント
- インテルは今季のUEFAチャンピオンズリーグで、4試合を終えて勝ち点10に到達。
- ハカン・チャルハノールはインテル加入後、公式戦のPKを19本連続で成功。
- アーセナルは後半だけで14本のシュートを放つも無得点に終わる。
- アーセナルは勝ち点7で上位8の自動進出圏から外れる位置に、直近6試合も2勝のみと苦戦中。
欧州サッカーの国際ニュースとしても、インテルの安定感とアーセナルの苦戦は、今後の勢力図を占う上で注目すべきポイントです。チャンピオンズリーグの残り試合で、両クラブがどのように修正し、結果を積み上げていくのかが焦点となりそうです。
Reference(s):
Calhanoglu scores penalty to give Inter Milan victory over Arsenal
cgtn.com








