ドルトムント、5分間で3発 ヴォルフスブルク撃破でブンデスリーガ上位浮上
ボルシア・ドルトムントが敵地でヴォルフスブルクに3-1で勝利し、ブンデスリーガの年内日程をトップ6圏内で終えることになりました。直近3試合で勝ち星がなかった流れを一気に断ち切ったのは、わずか5分間に決めた3ゴールでした。
5分間の猛攻で試合を決める
ドルトムントはリーグ戦3試合連続で勝利から遠ざかり、上位争いに踏みとどまれるかが問われる一戦でした。しかし、そのプレッシャーを感じさせない攻撃で、前半の一時期にヴォルフスブルクを圧倒します。
スコアレスで迎えた時間帯、ドルトムントはわずか5分間の連続ゴールで一気に3-0とリードを広げ、試合の主導権を完全に掌握しました。ホームのヴォルフスブルクは以降、スコアをこれ以上広げられないよう守備を固めざるを得ず、展開は事実上のダメージコントロールに変わっていきました。
マレンが先制弾、ベイヤーとブラントが畳みかける
口火を切ったのは、オランダ出身のドニエル・マレンです。ラミー・ベンセバイニが蹴ったコーナーキックに素早く反応し、ゴール前で押し込んで先制点をマークしました。セットプレーから狙い通りの形でゴールを奪い、チームに落ち着きをもたらす一撃となりました。
続いて魅せたのが、若いドイツ出身の攻撃的選手マックス・ベイヤーです。ユリアン・ブラントのスルーパスに抜け出すと、右足のアウトサイドでワンタッチフィニッシュ。難しい体勢からの巧みなコントロールショットで、ゴールキーパーの届かないコースに流し込みました。
そのわずか2分後、今度はベイヤーがラストパスを供給する側に回ります。右サイドから低いクロスをゴール前へ送り込み、フリーで待っていたブラントが冷静にファーサイドのコーナーへ蹴り込み3点目。マレン、ベイヤー、ブラントという前線トリオがそれぞれ結果を残し、ドルトムントの攻撃の厚みを示す形となりました。
勝利から遠ざかっていたチームに復活の兆し
この試合前まで、ドルトムントはブンデスリーガで3試合連続未勝利と、やや足踏みが続いていました。内容面でも、ゴール前での精度や試合の入り方が課題として指摘されていました。
しかしヴォルフスブルク戦では、
- セットプレーからの先制点
- 中央を切り裂くスルーパスと連動した崩し
- 短時間で試合を決める決定力
といった部分で、攻撃面の良さがはっきりと表れました。年内最終戦でこうした内容の勝利を収めたことは、来年以降のリーグ戦と欧州カップ戦に向けても前向きな材料と言えそうです。
ヴォルフスブルクは反撃も追いつけず
一方、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督率いるヴォルフスブルクにとっては、立ち上がりの対応が悔やまれる結果となりました。3失点を喫したあとは守備のラインをやや低くし、失点を重ねないことを優先する戦い方にシフトしました。
それでも後半にはデニス・ヴァヴロが1点を返し、意地を見せます。ゴール後は攻撃の圧力を高め、ドルトムントの守備を押し下げる時間帯も作りましたが、序盤の大量失点を埋めるには至りませんでした。
ブンデスリーガ上位争いの構図はどう変わるか
この勝利により、ドルトムントはブンデスリーガの順位表でトップ6入りを確かなものとし、年内を上位グループの一角として終えることになります。欧州カップ戦出場権争いを考えると、6位以内をキープし続けることは大きな意味を持ちます。
また、マレン、ベイヤー、ブラントといった攻撃陣がそろって結果を出したことは、今後のチームづくりという視点でも重要です。個々の能力だけでなく、連動した動きの中でゴールが生まれたことは、戦術的な成熟度の表れでもあります。
ブンデスリーガの国際ニュースとして見ても、ドルトムントが上位争いに踏みとどまれるかどうかは、リーグ全体の注目ポイントの一つです。今回の勝利が一過性のものに終わるのか、それとも巻き返しのきっかけになるのか。年明け以降のドルトムントの戦いぶりに、引き続き注目が集まりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








