アジア冬季競技大会へ向けハルビンが活気 街全体がウインターパークに video poster
2026年2月7日に予定されるアジア冬季競技大会の開会式を前に、開催都市ハルビンの街が冬の装いと市民参加型の取り組みで活気づいています。2025年12月現在、冬の景観と国際大会の準備が重なり合い、国内外からの来訪者を迎えるムードが一気に高まっています。
中心街が「お祭りモード」に カラフルな装飾と公式グッズ
アジア冬季競技大会の会場となるハルビンでは、冬の観光名所として知られる中央大街(Central Street)や聖ソフィア広場が、まさに「冬のフェス会場」のような雰囲気になっています。
街の中心部には、大会のライセンス商品を扱うショップが並び、冷蔵庫用マグネットや記念メダル、ぬいぐるみなどのグッズが所狭しと並べられています。訪れた人たちは、カラフルな記念品を手に取りながら写真を撮ったり、家族や友人への土産を選んだりと、国際大会ならではの高揚感を楽しんでいます。
さらに、建物の外壁や街路樹には鮮やかなイルミネーションが施され、夜になると光の演出がいっそう映えます。大会のロゴや冬のモチーフをあしらった装飾が市内各所に配置され、国内外のゲストを歓迎する「都市のショーウインドー」として機能しています。
市民に開かれた氷のフィールド 公園がスケートリンクに
ハルビンは、大会を機に持ち前の自然環境と公園を活用し、市民や観光客が気軽に楽しめる公共スケートリンクを各地に設けています。冬の屋外アクティビティを増やすことで、冬季スポーツへの参加の間口を広げる狙いがあります。
市内の公園には、気軽に滑れる氷のリンクが新設され、子どもから大人まで多くの人がスケートを楽しんでいます。大きな競技会場だけでなく、日常生活の延長線上で冬のスポーツに触れられるのが特徴です。
「スケートリンクが友人たちの家の近くにできて本当にうれしいです。みんなで一緒に滑りに行きやすくなりました」と語る地元のスケート愛好家もいます。
別のハルビン在住の人は「リンクの数がとても増えて、前よりずっと便利になりました。以前は多くのリンクが遠くにあって行きにくかったのですが、今はすぐ来られるようになりました。本当にすばらしいです」と話し、身近な場所でスケートを楽しめる環境を歓迎しています。
国際大会が変える「日常」 街づくりとスポーツ文化
今回のハルビンの取り組みは、アジア冬季競技大会という国際スポーツイベントをきっかけに、街づくりと市民の暮らしをどのようにつなげるかという点で注目されます。
- 中心街の装飾やライセンス商品が、訪れる人に大会の雰囲気をわかりやすく伝える役割を果たしていること
- 公園や自然を生かした公共スケートリンクが、市民や観光客に冬季スポーツへの入り口を提供していること
- 遠くの専用施設ではなく、生活圏の近くで体験できることで、冬のスポーツが「特別なもの」から「日常の楽しみ」に近づいていること
こうした変化は、大会後のレガシー(遺産)として街に何が残るのかという視点ともつながります。競技が終わってからも使い続けられる公共リンクや、冬の観光と結びついた中心街のにぎわいづくりは、市民生活に息の長い影響を与える可能性があります。
2月7日の開会式に向けて、ハルビンは「見るスポーツ」と「するスポーツ」を同時に楽しめる冬の都市として、存在感を高めつつあります。街の装いと市民の表情からは、国際大会を自分たちの季節の楽しみへと取り込もうとする前向きなエネルギーが感じられます。
Reference(s):
Harbin buzzes with excitement as city prepares for Asian Winter Games
cgtn.com








