中国の鄭欽文がBNPパリバ・オープン16強入り ウィンブルドンの雪辱
中国の女子テニス選手、鄭欽文(Zheng Qinwen)がBNPパリバ・オープン女子シングルス3回戦でルル・スン(Lulu Sun)にストレート勝ちし、インディアンウェルズで自身初の16強入りを決めました。昨年のウィンブルドンで敗れた相手からの「雪辱」という意味でも注目の一戦となりました。
BNPパリバ・オープンで世界9位の力を示す
2025年のBNPパリバ・オープンが行われている米カリフォルニア州インディアンウェルズで、世界ランキング9位の鄭は、スンを6-4、7-5のストレートで下しました。今大会の女子シングルスで、鄭がベスト16に進出するのはこれが初めてです。
- 大会:BNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ)
- 種目:女子シングルス3回戦
- スコア:鄭欽文がルル・スンに6-4、7-5で勝利
- 結果:鄭欽文が大会初の16強入り
昨年(2024年)のウィンブルドンからの巻き返し
鄭とスンの対戦は今回が2度目でした。昨年(2024年)のウィンブルドン選手権では、1回戦でスンが鄭を破る番狂わせが起きており、鄭にとっては苦い記憶が残る相手でした。その相手にストレート勝ちしたことで、精神的にも大きな一歩となる試合内容だったと言えます。
第1セット:要所でブレークを重ね主導権
第1セットは、第5ゲームで鄭が最初のブレークに成功し、3-2とリードを奪います。直後の第6ゲームでスンにブレークバックを許し3-3のイーブンに戻されますが、第7ゲームで再びブレークに成功し、流れを引き寄せました。
その後は互いにサービスゲームをキープする展開となり、鄭は最後のサービスゲームでサービスエースを決めて6-4でセットを取りました。要所でブレークとサービスをかみ合わせ、世界9位らしい安定感を示した内容でした。
第2セット:ブレーク合戦の末に7-5
第2セットは、鄭がいきなりスンのサービスを破り、2-0と理想的な立ち上がりを見せます。第3ゲームでは、鄭が3本のブレークポイントを握りましたが、スンがこれをしのいでサービスキープ。続く第4ゲームでは、スンが鄭のサービスをブレークし、2-2の振り出しに戻しました。
その後も両者が互いのサービスゲームを破り合う展開が続き、第8ゲーム終了時点で鄭が5-3とリード。ところが、そこからスンに連続で2ゲームを奪われ、セットカウントは5-5と再び並びます。
勝負どころとなった第11ゲームで、鄭はショットの精度を高めて再びスンのサービスをブレーク。続く自身のサービスゲームをきっちりキープし、7-5で第2セットも連取して試合を締めくくりました。
次戦はコスチュクとのベスト16マッチへ
鄭はこの勝利により、大会のベスト16に進出し、次戦ではウクライナのマルタ・コスチュク(第18シード)と対戦します。ブレーク合戦となったスン戦をものにした集中力と粘り強さを維持できるかが、さらなる上位進出の鍵となりそうです。
試合が映した鄭欽文の成長
昨年ウィンブルドンで敗れた相手に対し、今年は攻守両面で上回ってストレート勝ちを収めた今回の試合は、鄭の成長ぶりを象徴する内容でした。スコア上は拮抗しつつも、重要なポイントでミスを最小限に抑えたことが勝利につながったと見られます。
世界ランキング9位として期待を背負う鄭が、インディアンウェルズでどこまで勝ち進むのか。今後の試合にも注目が集まりそうです。
Reference(s):
cgtn.com







