ロナウドが横浜F・マリノス撃破 アル・ナスルがAFCチャンピオンズリーグ・エリート準決勝へ
アジアのクラブ頂点を争うAFCチャンピオンズリーグ・エリートで、クリスティアーノ・ロナウドが所属するサウジアラビアのアル・ナスルが横浜F・マリノスを4-1で下し、準決勝進出を決めました。
ジッダでの一戦、横浜F・マリノスは完敗
現地時間の土曜日、サウジアラビア西部の都市ジッダで行われた準々決勝で、アル・ナスルは日本の横浜F・マリノスを4-1で破りました。今大会の準々決勝から決勝までの全試合は、このジッダで集中開催されています。
ゴールラッシュの内訳:ドゥラン、マネ、ロナウドが躍動
試合は、今季1月にイングランドのアストン・ビラから1億ドル超の移籍金で加入したJhon Duran(ジョン・ドゥラン)が、ゴール前で押し込んで口火を切りました。
そのわずか4分後、元リバプールのSadio Mane(サディオ・マネ)がエリア左から鋭い低いシュートを決め、リードを2点に広げます。
前半のうちに、アル・ナスルは事実上、勝負を決めてしまいます。Marcelo Brozovic(マルセロ・ブロゾビッチ)のシュートを横浜F・マリノスのGK Park Ilgyu(パク・イルギュ)がこぼすと、Cristiano Ronaldo(クリスティアーノ・ロナウド)がすかさず押し込み3点目。今季すべての大会を通じた33点目となるゴールでした。
後半の立ち上がりにもドゥランがこの日2点目を挙げて4-0とすると、横浜F・マリノスは終盤にAnderson Lopes(アンデルソン・ロペス)のゴールで一矢報いるのが精一杯でした。
得点経過を整理すると、次のようになります。
- 前半:Jhon Duranが先制ゴール
- 前半:Sadio Maneが左サイドから追加点
- 前半:こぼれ球をRonaldoが押し込み3点目
- 後半開始直後:Duranがこの日2点目
- 試合終盤:Anderson Lopesが1点を返す
40歳ロナウド、通算934ゴール目でなお進化
40歳のRonaldoは、この試合で今大会8点目となるゴールを記録しました。プロキャリア通算では934ゴール目とされており、いまなお驚異的なペースで得点を重ねています。
アル・ナスルにとっては、AFCチャンピオンズリーグ・エリートでの初タイトルをめざすシーズンです。その中でRonaldoは、チームの攻撃の中心であり続け、年齢を感じさせない決定力を見せています。
準決勝の相手はアル・サッドか川崎フロンターレ
アル・ナスルは、次戦の準決勝でカタールのAl Sadd(アル・サッド)か日本の川崎フロンターレと対戦します。両チームは日曜日に準々決勝で顔を合わせる予定で、その勝者が水曜日の準決勝でアル・ナスルに挑みます。
日本勢としては横浜F・マリノスは敗退しましたが、川崎フロンターレが勝ち上がれば、準決勝で再び日本のクラブとサウジアラビアの強豪がぶつかる構図になります。
ジッダ集中開催と大会の行方
今大会の準々決勝以降は、すべてサウジアラビアのジッダで開催されます。決勝は5月3日に予定されており、それまでの期間、ジッダがアジアクラブサッカーの中心舞台となります。
一つの都市に強豪クラブが集まることで、移動による負荷を抑えつつ、連日ハイレベルな試合が続く「サッカーフェス」のような雰囲気が生まれます。アジア全体のファンやメディアの注目も、自然とこの街に集まっていくでしょう。
アジアで存在感を増すスター軍団と、日本クラブの課題
今回の試合は、いくつかの点でアジアサッカーの現在地を象徴しているとも言えます。
- RonaldoやManeのような世界的スターが、アジアの舞台でもトップレベルのプレーを見せていること
- Duranのように、1億ドル超の移籍金でアジアのクラブに加入する選手が現れていること
- 日本のクラブがこうしたスター軍団と渡り合うには、個の力に加え、組織力や試合運びの精度をさらに高める必要があること
ロナウド率いるアル・ナスルが水曜日の準決勝でどのような戦いを見せるのか。そして、川崎フロンターレが勝ち上がり、日本のクラブとしてリベンジの機会をつかめるのか。AFCチャンピオンズリーグ・エリートの行方を占う上でも、注目の一戦となりそうです。
Reference(s):
Ronaldo leads Al Nassr into AFC Champions League Elite semifinals
cgtn.com








