NBAファイナルMVPにSGA サンダーが第7戦制し優勝
オクラホマシティ・サンダーがNBAファイナル第7戦でインディアナ・ペイサーズを103対91で下し、シャイ・ギルジャス=アレクサンダー(SGA)がファイナルMVPに選出されました。レギュラーシーズンMVPとのダブル受賞という歴史的な快挙です。
レギュラーシーズンMVPとファイナルMVPのダブル受賞
現地時間日曜日に行われた優勝決定戦で、26歳のカナダ出身ガード、ギルジャス=アレクサンダーがシリーズを締めくくる圧巻のパフォーマンスを見せました。これにより、NBAのレギュラーシーズンMVPとファイナルMVPの両方を同じシーズンに受賞した、史上11人目の選手となりました。
この快挙を達成したのは、レブロン・ジェームズ(2013年)以来。これまでにシャキール・オニール、ティム・ダンカン、アキーム・オラジュワン、マイケル・ジョーダン、マジック・ジョンソン、ラリー・バード、モーゼス・マローン、カリーム・アブドゥル=ジャバー、ウィリス・リードら、NBA史に名を刻むレジェンドたちしかいませんでした。
第7戦を支配したSGAのスタッツ
決戦となった第7戦で、サンダーのポイントガードであるギルジャス=アレクサンダーは、29得点、12アシスト、5リバウンドに加え、2本のブロックショットと1本のスティールを記録し、攻守両面でチームを牽引しました。
ジェイレン・ウィリアムズも20得点、チェット・ホルムグレンも18得点を挙げ、若いコアを中心としたサンダーがシリーズを通じて培ってきた攻守のバランスを、この最終戦でも体現しました。103対91というスコア以上に、試合内容はサンダーの完成度を示すものだったと言えます。
84勝が物語る「シーズン・フォー・ザ・エイジズ」
サンダーは今季、レギュラーシーズンとプレーオフを合わせて84勝を挙げました。この数字は、1996–97シーズンのシカゴ・ブルズに並ぶ「1シーズン最多勝利数」歴代3位タイの記録です。
これを上回るのは、2015–16シーズンに88勝を挙げたゴールデンステイト・ウォリアーズと、1995–96シーズンに87勝を挙げたシカゴ・ブルズのみ。サンダーの今季の歩みが、NBAの歴史の中でも特別な位置づけとなることを、この数字が物語っています。
家族と仲間に捧げるMVP SGAの言葉
試合後、ギルジャス=アレクサンダーは、自身の受賞をあくまで「個人」ではなく「支えてくれた人たち」の勝利として語りました。
「これは自分の家族の勝利であり、友人たちの勝利であり、子どもの頃からずっと自分のそばにいてくれた人たち全員の勝利だ」とギルジャス=アレクサンダーは話しています。
さらに「自分にとって、このタイトルはすべてを意味する。スポーツをする理由は勝つためであり、僕たちのチームには闘争心あふれる選手ばかりだ。チャンピオンになるために必要なことをやり切り、その結果としてここに立っている」と、チーム全体の競争心と自負を強調しました。
若いスターが切り開くNBAの新しい物語
26歳という若さで、レギュラーシーズンとファイナルの両方でMVPに輝き、歴史的なシーズンをチームにもたらしたギルジャス=アレクサンダー。レジェンドたちの系譜に連なる名前が、ここにまた一つ増えました。
スター選手の個人技だけでなく、家族や仲間、チームの文化を前面に押し出す彼の姿勢は、これからのNBAやバスケットボールの語られ方にも、静かな変化をもたらすかもしれません。サンダーとSGAがこの先どのような物語を紡いでいくのか、世界中のファンが注目しています。
Reference(s):
SGA named NBA Finals MVP as Thunder defeat Pacers 103-91 to seal title
cgtn.com








