10人のレアルがクラブW杯でパチューカ撃破 ユーベ&シティも16強へ
クラブワールドカップの国際ニュースとして注目の一戦で、レアル・マドリードが開始早々に退場者を出しながらもパチューカに3-1で勝利し、決勝トーナメント進出に大きく近づきました。同じ大会ではユベントスとマンチェスター・シティも16強入りを決めており、欧州勢の存在感が際立つ一日となりました。
10人でも崩れなかったレアル・マドリード
シャーロットで行われたクラブワールドカップのプール戦で、レアル・マドリードはメキシコのパチューカと対戦しました。試合開始わずか7分、DFラウル・アセンシオがレッドカードを受け、残り時間を10人で戦う厳しい展開となります。
それでも、スペインの強豪は動揺を見せず、むしろ主導権を握り続けました。この勝利は、新たにチームを率いるシャビ・アロンソ監督にとって、クラブワールドカップでの初勝利となります。
開始7分で退場、それでも試合を支配
数的不利に立たされたレアル・マドリードでしたが、守備陣はラインを整えつつ、前線からのプレッシングとボール保持でパチューカの勢いを封じました。10人でも戦術を大きく変えず、自分たちのリズムを維持した点が印象的です。
本来なら流れがガラリと相手に傾いてもおかしくない状況でしたが、レアルは中盤での落ち着いたパス回しと、前線の決定力で試合の主導権を手放しませんでした。
ベリンガムとギュレルが前半に試合を決める
均衡を破ったのは前半35分。フラン・ガルシアがボックス付近でパスを通すと、ジュード・ベリンガムが左足を一閃。ゴール右隅に蹴り込む鮮やかな一撃で、10人のレアルが先制に成功しました。
その8分後、前半43分にはアルダ・ギュレルが追加点を奪います。ゴンサロ・ガルシアからのパスを受け、ペナルティエリア中央から右足でゴール左下隅へ。難しい試合展開の中でも、若い攻撃陣が落ち着いてチャンスをものにした形です。
バルベルデがダメ押し、クルトワの好守も光る
後半に入ってもレアル・マドリードは集中を切らさず、3点目を奪います。ブラヒム・ディアスの丁寧なラストパスに、フェデリコ・バルベルデがスライディング気味に右足で合わせてゴール。これでスコアは3-0となり、試合の行方をほぼ決定づけました。
守備面では、GKティボー・クルトワが前半だけで5度のセーブを記録し、数的不利を感じさせない安定感を見せました。相手に流れが傾きかねないタイミングで、最後の砦がしっかりとゴールを守ったことも、レアルが落ち着いて試合を運べた大きな要因です。
終盤に1失点、それでも価値ある3-1
パチューカも意地を見せ、80分にはエリアス・モンティエルがゴールを決め、クルトワの完封(無失点)を阻みました。それでも試合は3-1で終了。パチューカはこれでプール戦2戦2敗と苦しくなりましたが、終盤までゴールを狙い続けた姿勢は印象を残しました。
レアルにとっては、退場者を出しながら3ゴールを奪い、リスクをある程度コントロールしながら勝ち切ったことで、数字以上に手応えの大きい一戦になったと言えます。
アロンソ新監督の初白星が意味するもの
この試合は、シャビ・アロンソ監督にとってスペインの強豪レアル・マドリードを率いての初勝利でもあります。10人での戦いを強いられる中でも、選手たちが落ち着いて役割をこなし、ゲームプランを遂行したことは、監督とチームの信頼関係が順調に築かれていることを示しています。
短期決戦のクラブワールドカップでは、一つの退場やミスがそのまま大会の行方を左右しかねません。その中で、逆境をはねのけて勝点3を手にしたレアル・マドリードは、決勝トーナメントに向けて大きな弾みを得たと言えるでしょう。
ユベントスとシティも16強入り 欧州勢の強さが際立つ
同じくクラブワールドカップでは、ユベントスとマンチェスター・シティもラスト16(16強)進出を決めました。詳しいスコアは伝えられていないものの、「16強へ進んだ」という事実だけでも、欧州クラブの層の厚さと安定感がうかがえます。
レアル・マドリードに続き、ユベントスとシティも決勝トーナメントに名乗りを上げたことで、今後のノックアウトステージでは欧州勢同士のハイレベルな対戦が増える可能性もあります。戦術や選手層の違いを見比べながら観戦すると、サッカーの奥行きをより深く味わえるでしょう。
きょうの試合から見えるポイント
- レアル・マドリードは開始7分で退場者を出しながらも、パチューカに3-1で勝利
- ベリンガムとギュレルが前半に連続ゴール、バルベルデが後半にダメ押し弾
- GKクルトワは前半だけで5セーブと安定感を発揮し、数的不利の中でチームを支えた
- この白星は、シャビ・アロンソ監督にとってクラブワールドカップでの初勝利
- 別のカードではユベントスとマンチェスター・シティが16強入りを決め、欧州勢が決勝トーナメントで一層存在感を高めつつある
10人になっても崩れないチームマネジメントと、限られたチャンスを確実に仕留める決定力。短い時間で結果が求められるクラブワールドカップという舞台で、レアル・マドリードはその両方を示しました。今後の決勝トーナメントで、ユベントスやシティを含む強豪同士がどのような戦いを見せるのか、国際ニュースとして引き続き注目していきたいところです。
Reference(s):
Ten-man Real Madrid edge Pachuca, Juventus and City advance to last 16
cgtn.com








