FIBA男子3×3ワールドカップで中国代表が初の準々決勝進出
バスケットボールのFIBA男子3×3ワールドカップで、中国代表がフランスを延長の末18-16で破り、同大会での中国代表として初の準々決勝進出を決めました。国際ニュースとしても注目される一戦の流れを振り返ります。
延長戦でフランスを逆転
モンゴルのウランバートルで行われているFIBA男子3×3ワールドカップで、中国代表は現地時間木曜日にフランス代表と対戦しました。試合は序盤からフランスが主導権を握り、中国は多くの時間でビハインドを背負う展開となりました。
それでも終盤、中国はGuo Hanyu選手を中心に粘りを見せ、残り時間が少ないなかで2度にわたって同点に追いつきます。勝てばプールC首位が決まる重要な一戦で、両チームとも集中力の高い攻防が続きました。
テクニカルファウルが試合のターニングポイントに
終盤、フランスは16-15と勝ち越し、試合を決めたかに見えました。しかし直後にフランス側にテクニカルファウルが2度宣告され、中国にフリースロー2本が与えられます。
1本目はWu Xingrui選手が外したものの、2本目をGuo Hanyu選手が冷静に沈め、スコアは16-16の同点に。これで試合は延長戦にもつれ込みました。
時間無制限の延長で光った勝負強さ
延長戦は時間無制限の形式で行われ、中国代表はここで一気にギアを上げます。Guo Hanyu選手とXiang Zhichao選手が得点を重ね、相手を突き放す展開に持ち込みました。
最後は守備でも集中力を切らさず、フランスの反撃をしのいだ中国代表が18-16で勝利。苦しい試合展開をものにし、歴史的な準々決勝進出を決めました。
黒星スタートからプールC首位へ
中国代表は同じ日、プールC初戦でオーストリア代表に21-17で敗れていました。そのためフランス戦では、勝利しなければプール首位通過の可能性が消える状況に追い込まれていました。
そうしたプレッシャーがかかる中でも、チームは終盤まであきらめずに戦い、フリースローのチャンスや延長戦で流れをつかみました。結果として、中国代表はプールCのトップに立ち、ベスト8入りを果たしました。
次戦はオーストラリア対スペインの勝者と対戦
準々決勝で中国代表が対戦するのは、プレーインで激突するオーストラリア代表とスペイン代表の勝者です。いずれも世界的な実力を持つバスケットボール強豪国であり、中国代表にとってはさらなる試練となります。
大会初の準々決勝という節目を迎えた中国代表が、次のステージでどこまで勝ち上がるのか。国際バスケットボールシーンで、中国が3×3でも存在感を高められるかに注目が集まります。
3×3バスケが広げる国際スポーツの可能性
3×3バスケットボールは、3人対3人で行うスピード感のある競技で、少人数でも試合ができる手軽さから各地で競技人口が増えています。国際大会が各地で開かれ、若い世代を中心に注目を集めています。
今回のFIBA男子3×3ワールドカップで見られたように、短時間で流れが大きく変わるのも、この競技の特徴です。中国代表とフランス代表の一戦は、そのダイナミズムを象徴する試合となりました。
Reference(s):
China advance to FIBA Men's 3×3 World Cup quarterfinals for first time
cgtn.com








